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J-GLOBAL ID:201702247287838700   整理番号:17A1434673

モノアミンオキシダーゼAは古典的ホジキンリンパ腫において高発現する【Powered by NICT】

Monoamine oxidase A is highly expressed in classical Hodgkin lymphoma
著者 (12件):
資料名:
巻: 243  号:ページ: 220-229  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0171A  ISSN: 0022-3417  CODEN: JPTLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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モノアミンオキシダーゼA(MAOA)は神経伝達物質と食事アミンの酸化的脱アミノ化を触媒し,H_2O_2を産生するミトコンドリア酵素である。神経膠腫と前立腺癌の進行を促進するが,その発現と機能的関連性はリンパ腫における研究されていない。ここでは,ホジキンおよび非ホジキンリンパ腫の427例,ホルマリン固定,パラフィン包埋標本の免疫組織化学による反応性リンパ組織のスペクトルにおけるMAOAを評価した。MAOAは古典的ホジキンリンパ腫(cHLs)の大部分(181/241; 75%)におけるHodgkin Reed-Sternberg(HRS)細胞により発現された,34.8%の強い発現を示した。弱いMAOAも少数縦隔原発大細胞型B細胞リンパ腫(8/47; 17%)の縦隔グレーゾーンリンパ腫であった。とは対照的に,MAOAは非腫瘍性リンパ組織,結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫(NLPHL; 0/8)または他の非ホジキンリンパ腫(0/123)では見られなかった。MAOAはEBV陽性cHL(p<0.0001)と比較して,Epstein-Barrウイルス(EBV)陰性でより一般的であったとEBV陰性結節性硬化性サブタイプで特に一般的であった。初代ヒトリンパ腫試料と同様に,最もcHL派生細胞株はMAOA活性を示したが,非ホジキンリンパ腫派生細胞株はそうではなかった。MAOA阻害剤クロルギリンL1236細胞とU HO1細胞の増殖を減少させ,MAOAのshRNAノックダウンは,L1236細胞の増殖を減少させた。逆に,MAOAの異所性過剰発現は,MAOA負HDLM2細胞の増殖を増加させた。クロルギリンとABVD(ドキソルビシン,ブレオマイシン,ビンブラスチン,ダカルバジン)の併用処理はいずれのレジメン単独よりも還元細胞増殖に効果的であった。要約では,MAOAはcHLで多く発現しており,このリンパ腫の異なる生物学を反映するかもしれない。診断マーカーおよび治療標的としてのMAOAの潜在的有用性に関する更なる研究が必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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