文献

J-GLOBAL ID：201702247304194765   整理番号：17A1931125

オリエンチンによる3T3-L1前脂肪細胞分化の抑制とインスリン抵抗性の改善に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Effects of orientin on insulin resistance in 3T3-L1 adipocytes and its mechanism

著者 (5件)： He Yanfeng (青海民族大学薬学院,青海 西寧,810007) ,  Li Gang (中国科学院西北高原生物研究所,青海 西寧,810001) ,  Gai Xiangyun (青海民族大学薬学院,青海 西寧,810007) ,  Lin Pengcheng (青海民族大学薬学院,青海 西寧,810007) ,  Wang Honglun (中国科学院西北高原生物研究所,青海 西寧,810001)
資料名： Zhongguo Yaolixue Tongbao  (Zhongguo Yaolixue Tongbao)
巻： 33  号： 9  ページ： 1221-1226  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2291A  ISSN： 1001-1978  CODEN： ZYTOE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:3T3-L1前脂肪細胞分化と脂肪細胞インスリン抵抗性に対するオリエンチンの影響を研究し、その作用機序を検討する。【方法】3T3-L1前脂肪細胞を誘導し,MTT法により前脂肪細胞活性に及ぼす影響を検出し,オイルレッドO染色法により脂質蓄積を測定し,酵素法により細胞内トリグリセリド(TG)含量を測定した。成熟した脂肪細胞をデキサメタゾンによって誘導し,インシュリン抵抗性モデルを確立した。蛍光標識2-デオキシグルコース(2-[N-(7-ニトロ-2-oxa-1,3-diaxol-4-yl)]o-2-deoxyglucose、2-NBDG)の摂取法により、脂肪細胞のブドウ糖への摂取能力を観察した。ウェスタンブロット法により、アデニル酸活性化タンパク質キナーゼ(adenosine monophosphate activated protein kinase, AMPK)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(acetyl CoA carboxylase、ACC)のリン酸化レベル及びグルコース輸送体4(glucose transporter type 4、GLUT4)の発現レベルを測定した。GLUT4の膜貫通能力を,免疫蛍光法によって検出した。結果:オリエンチンは濃度依存性に細胞脂肪滴の蓄積及び細胞内TGの含有量を減少させたが、細胞活性に対しては明らかな影響がなかった(P>0.05)。インスリン抵抗性状態では,オリエンチンは脂肪細胞による2-NBDGの取り込みを有意に増加させ(P<0.05),AMPKとACCのリン酸化レベルを有意に上方制御し(P<0.05),GLUT4の膜転座と発現を促進した。結論:オリエンチンは前脂肪細胞の分化を抑制し、同時に、オリエンチンはAMPK/GLUT4シグナル経路の関連蛋白の発現を上方制御することにより、細胞のブドウ糖への摂取を促進し、インシュリン抵抗性を改善する作用がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光抗体法 ,  タンパク質キナーゼ ,  *インスリン抵抗性 ,  アップレギュレーション ,  GLUT4 ,  蛍光標識 ,  アセチルCoAカルボキシラーゼ ,  ウェスタンブロット法 ,  濃度依存性 ,  リン酸化 ,  *脂肪細胞 ,  ステロイド ,  ステロイドホルモン ,  ジエン ,  有機フッ素化合物 ,  グルココルチコイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： AMP活性化蛋白質キナーゼ ,  *脂肪前駆細胞 ,  *脂肪細胞分化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： orientin ,  3T3-L1 adipocytes ,  differentiation ,  insulin resistance ,  p-ACC ,  p-AMPK ,  GLUT4

分類 (1件)： 細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： デキサメタゾン

タイトルに関連する用語 (5件)： オリエンチン ,  前脂肪細胞 ,  分化 ,  インスリン抵抗性 ,  研究