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J-GLOBAL ID：201702247312095339   整理番号：17A1233780

フジツボ個体群における岸に沿った差異は磯波帯水力学により決定される【Powered by NICT】

Alongshore variation in barnacle populations is determined by surf zone hydrodynamics

著者 (4件)： Shanks Alan L. (Oregon Institute of Marine Biology, University of Oregon, P.O. Box 5389, Charleston, Oregon, 97420, USA) ,  Morgan Steven G. (Bodega Marine Laboratory, University of California Davis, 2099 Westshore Drive, Bodega Bay, California, 94923, USA) ,  MacMahan Jamie (Department of Oceanography, Graduate School of Engineering and Applied Sciences, Naval Postgraduate School, Monterey, California, 93943, USA) ,  Reniers Ad J. H. M. (Department of Hydraulic Engineering, Delft University of Technology, Stevinweg 1, 2628CN, Delft, The Netherlands)
資料名： Ecological Monographs  (Ecological Monographs)
巻： 87  号： 3  ページ： 508-532  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0525A  ISSN： 0012-9615  CODEN： ECMOAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沿岸海洋における幼虫は種々の機構によって海岸に輸送される。砕波帯を交差岸移動の最終段階であり,砕波帯は海岸に対する幼虫のデリバリーを変化させる半透性障壁として作用する可能性がある。サンディエゴ,カリフォルニアから40岩礁潮間帯サイトにおける潮間帯のフジツボ集団の構造の変化に関連した砕波帯幅(砕波帯水力学指標),波高,岸に沿った風応力(湧昇指標),太陽放射および緯度にワシントン州オリンピック半島。選ばれた箇所におけるフジツボの毎日の定着と毎週動員を測定し,砕波帯幅にこれらの対策を関連させた。Chthamalus密度はBalanusのそれと逆に変化し,Balanusと新規参入の密度は,太陽放射と負に相関した。領域間では,長期平均波高と湧昇強度と周波数の指標はBalanusまたは新しい加入密度の変動を説明しなかった。Balanusと新しい加入密度,毎日の沈下,毎週動員はより反射砕波帯狭い(<50 m)サイトでよりも測深離岸流をもつ広い(>50 m),散逸的砕波帯を持つ地点で三桁まで高かった。砕波帯の幅はBalanusと新しい加入密度の変動の30 50%を説明した。湧昇のような沿岸流体力学は非常に似ているが,離れた<5km部位のサブセットをサンプリングした。類似砕波帯幅を持つ対サイトでは,Balanus密度に差はなかった。対部位で砕波帯幅は異なるならば,Balanus密度,毎日の沈下,毎週動員は広く,より消費するいそ波帯の場所で有意に高かった。砕波帯水力学の一次要因は波候と沿岸の勾配であり,これらは経時的に持続する,砕波帯水力学における部位特異的安定性は安定したフジツボの個体群特性をもたらすはずである。砕波帯水力学の変化は,開放沿岸に沿ったフジツボ個体群の制御において基本的な役割を果たしているように見え,これは,次に,全潮間帯コミュニティのための結果をもたらす可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 潮間帯 ,  *水力学 ,  測深 ,  波高 ,  緯度 ,  カリフォルニア州 ,  *個体群 ,  Balanus ,  幼虫 ,  ワシントン州 ,  *砕波帯 ,  周波数 ,  湧昇流 ,  海岸 ,  半島

著者キーワード (8件)： Balanus ,  Chthamalus ,  幼虫の加入 ,  幼生定着 ,  緯度変動 ,  電流リップ ,  砕波帯の流体力学 ,  湧昇

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： フジツボ ,  個体群 ,  岸 ,  差異 ,  磯波帯 ,  水力学