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J-GLOBAL ID:201702247349889421   整理番号:17A0932893

脱窒素バイオフィルムリアクターにおけるベンゼン分解: 活性と微生物共同体構成

Benzene degradation in a denitrifying biofilm reactor: activity and microbial community composition
著者 (7件):
資料名:
巻: 101  号: 12  ページ: 5175-5188  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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硝酸還元条件下で,唯一の電子供与体としてベンゼンを用いて14年以上嫌気的に行ってきた連続バイオフィルム培養を特徴付けた。このコンソーシアムの最大ベンゼン分解能力を測定し,高い活性を持つベンゼン分解共同体の同定,リアクターのバイオフィルムと液相間の微生物構成と活性の差異およびベンゼン分解の初期段階機構の洞察を行った。本研究で連続培養器で得られた3.04/dayのベンゼン分解速度定数は,脱窒条件で同じ微生物培養物を用いて得られた値より4倍高かった。リテントスタットを利用したリアクターのバイオマス保持はベンゼン分解能力低下を引き起こした。16S rRNAの配列解析から,この嫌気的バイオフィルム培養でPeptococcaceaeに属する細菌が重要な役割を果たすばかりではなく,緑色非硫黄細菌Anaerolineaceaeも,ベンゼン分解やその代謝物分解に関与することを示唆した。qPCRによる遺伝子abcAがコードするベンゼンカルボキシラーゼの検出と培養器中の安息香酸の存在からベンゼンは初期のカルボキシル化を通して分解されることを示唆した。
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
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