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J-GLOBAL ID:201702247371877884   整理番号:17A0287883

pou5f3ゲノム構造の進化的保存とその胚発生時および日本産ヒラメの生殖腺における動的分布

Evolutionary Conservation of pou5f3 Genomic Organization and Its Dynamic Distribution during Embryogenesis and in Adult Gonads in Japanese Flounder Paralichthys olivaceus
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Octamer結合転写因子4(Oct4)は,幹細胞の多分化能および自己再生の維持に重要な役割を果たすPOU(Pit-Oct-Unc)転写因子ファミリーのクラスVのメンバーである。哺乳類では深く研究されているが,特に海洋魚では,その脊椎動物の下位同族体はほとんど研究されていない。本研究では,Paralichthys olivaceus pou5f3(Popou5f3)の全長配列を単離し,哺乳動物Oct4に相同であることを見出した。代替ポリアデニル化(APA)によって生成される異なる長さの3’-非翻訳領域(UTR)を有する2つの転写変異体を同定した。初期開発および成人組織におけるPopou5f3の空間的および時間的発現パターンを特性化するために,定量的リアルタイムRT-PCR(qRT-PCR),in situハイブリダイゼーション(ISH)および免疫組織化学(IHC)的実験を行った。Popou5f3が妊娠母体に受け継がれ,胞胚および早期の胃の段階で豊富に発現され,その後,原腸形成の終わりに大きく減少することを示した。これは心臓発作の段階からほとんど検出されなかった。Popou5f3発現が成体生殖腺に限定され,精子形成の間にそのダイナミクスがダウンレギュレーションされる間に,卵形成中に連続的に発現することを見出した。さらに,隣接領域の両側の多数のシス調節エレメント(CRE)は,Popou5f3の発現を調節する潜在的役割を示した。要約するとこれらの知見によって,下部脊椎動物のpou5f3の機能と進化をさらに理解することが可能であり,Paralichthys olivaceusにおける幹細胞の追跡と遺伝子操作に関する基本的な情報を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  動物の生化学  ,  生殖器官  ,  進化論一般 

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