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J-GLOBAL ID:201702247462054984   整理番号:17A1707032

アテローム性動脈硬化症患者における入射肺癌に対するカナキヌマブによるインターロイキン-1β阻害の影響:無作為化,二重盲検,プラセボ対照試験からの予備的結果【Powered by NICT】

Effect of interleukin-1β inhibition with canakinumab on incident lung cancer in patients with atherosclerosis: exploratory results from a randomised, double-blind, placebo-controlled trial
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巻: 390  号: 10105  ページ: 1833-1842  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0673A  ISSN: 0140-6736  CODEN: LANCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インターロイキン1βにより仲介される腫瘍微小環境における炎症は癌侵襲性,進行および転移における主要な役割を有すると仮定した。カナキヌマブとNod様受容体蛋白質3(NLRP3)インフラマソームの主生成物の阻害は癌発生率を変化させる可能性があるかどうかを確立する目的で,アテローム性動脈硬化症におけるインターロイキン-1β抑制の役割の無作為化試験,カナキヌマブ抗炎症血栓アウトカム研究(CANTOS)での追加的な解析を行った。心筋梗塞,以前に診断された癌の自由をたアテローム性動脈硬化症の10061人の患者におけるカナキヌマブの無作為化,二重盲検,プラセボ対照試験を行い,2mg/L以上の高感度C反応性蛋白質(hsCRP)の濃度を有していた。用量反応効果を評価するために,患者を無作為に計算機コード三カナキヌマブ用量(50mg,150mg,300mg,3毎に皮下か月)またはプラセボに割り当てた。参加者は入射癌診断,薬剤あるいは用量配分マスクされた腫瘍学エンドポイント委員会が判断したを追跡した。治療目的で分析をした。試験はClinicalTrials.gov,NCT01327846と関係づけた。試験は閉じている(最後の患者訪問2017年6月であった)。hsCRP(中央値60mg/L対42mg/L,p<00001)とインターロイキン6(32 vs 26 ng/L; p<00001)のベースライン濃度は癌と診断されないものよりも,肺癌と診断された参加者間で有意に高かった。追跡期間中央値37年の間に,プラセボと比較して,カナキヌマブは26 41%のhsCRPと25 43%(全ての比較に対しp<00001)のインターロイキン6の濃度の用量依存的な減少と関連していた。全癌死亡率(n=196)は,プールされたカナキヌマブ群で有意に低かったプラセボ群(群間でp for trend=00007)であったが,300mg群個別(ハザード比[HR]049[95%CI031 075];P=00009)だけでプラセボよりも有意に低かった。入射肺癌(n=129)は150mg(HR 061 [95% CI 039 097]; p=0034)と300mg群(033[95%CI018 059],p<00001;グループ間の傾向p<00001)で有意に少ない。肺癌死亡率はプラセボ群よりもプラセボ群(HR 023 [95% CI 010 054]; p=00002)とプールしたカナキヌマブ集団よりもカナキヌマブ300mg群ではあまり一般的有意に(群間でp for trend=00002)。致死的感染や敗血症はプラセボ群に比べてカナキヌマブ群でより有意に多かった。全原因死亡率はカナキヌマブ群とプラセボ群間で有意差はなかった(HR 094 [95% CI 083 106]; p=031)。仮説生成データはインターロイキン-1β先天性免疫経路を標的とするカナキヌマブ抗炎症療法は入射肺癌と肺癌死亡率をかなり減少させることができる可能性を示唆した。癌検診と治療の形式的環境におけるこれらのデータの複製が必要である。Novartis製剤。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の疾患 

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