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J-GLOBAL ID:201702247488044553   整理番号:17A0762095

アミノ酸の二ナトリウム塩を使用するクリック戦略がプリナブリンおよびKPU-300の水溶性を改善する

Click strategy using disodium salts of amino acids improves the water solubility of plinabulin and KPU-300
著者 (10件):
資料名:
巻: 25  号: 14  ページ: 3623-3630  発行年: 2017年07月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プリナブリンおよびKPU-300は有望な抗微小管剤であるが,これらの化合物の水溶性の低さ(<0.1μg/mL)のため,医薬的優位性には限界があった。ここでは,アミノ酸の二ナトリウム塩を用いたクリック戦略によって,プリナブリンとKPU-300の5種の水溶性誘導体を開発した。母骨格であるジケトピペラジン(DKP)をモノラクチム型アルキンに変換し,銅触媒アルキンアジド環状付加(CuAAC)によって,水溶性部位としてアミノ酸から得たアジドを結合させた。カルボキシル基の二ナトリウム塩への変換によって,水溶性が親分子の溶解度の80万倍まで大きく改善した。加えて,水溶性部位のα-アミノ酸側鎖が酵素加水分解中の化合物の水溶性および半減期の両方に影響を与えた。クリック戦略を使用して様々な水溶性誘導体を開発するための取り組みから,置換可能な水溶性部位が酵素加水分解下での分子の溶解性と安定性を変えることができることが明らかになっている。この柔軟性によって,水溶性誘導体を用いたin vivo研究に近づいている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  薬物の物理化学的性質 
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