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J-GLOBAL ID：201702247542474173   整理番号：17A0848857

低膨張で高強度のアルミニウム基ハイブリッド複合材料の開発

Development of Low Expansion and High Strength Aluminum Matrix Hybrid Composite

著者 (3件)： SETHI Jamuna (IIT Kharagpur, West Bengal, IND) ,  DAS Siddhartha (IIT Kharagpur, West Bengal, IND) ,  DAS Karabi (IIT Kharagpur, West Bengal, IND)
資料名： Light Metals (Cham)  (Light Metals (Cham))
巻： 2017  ページ： 187-193  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0476B  ISSN： 2367-1181  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム基分散強化合金が広く利用されるようになると共に,その特性改善のための種々の開発が行なわれている。本研究においてもその一環として,タングステン酸イットリウム(Y₂W₃O₁₂)と窒化アルミニウム(AlN)で強化したハイブリッド複合材料の開発を行なった。この研究の目的は低い熱膨張と高い機械的性質を達成することである。Y₂W₃O₁₂および/あるいはAlNとAl粉末をボールミルで混合した後,粉末冶金法によって複合材料を調製した。これらの複合材料について結晶構造解析,金属組織観察,密度測定,硬度測定,弾性係数測定および熱膨張係数測定を行なった。この結果,AlNの添加は弾性係数と硬度を上昇させ,一方Y₂W₃O₁₂はYoung率を低下させることを見出した。また,いずれの分散粒子も熱膨張係数を低減させる効果を持つこと明らかにした。これらの結果は,Y₂W₃O₁₂とAlNの添加を調整することで種々の特性を制御できることを示した。

シソーラス用語： アルミニウム合金 ,  *分散強化合金 ,  ハイブリッド複合材料 ,  イットリウム化合物 ,  タングステン酸塩 ,  窒化アルミニウム ,  Young率 ,  *押込硬さ ,  *熱膨張係数

分類 (1件)： 分散強化合金  (WE04030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 膨張 ,  高強度 ,  アルミニウム ,  ハイブリッド複合材料 ,  開発