文献
J-GLOBAL ID:201702247568393917   整理番号:17A1418187

金および白金ナノ粒子移動度に及ぼす土壌の性質の影響【Powered by NICT】

Effect of soil properties on gold- and platinum nanoparticle mobility
著者 (3件):
資料名:
巻: 466  ページ: 446-453  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0081A  ISSN: 0009-2541  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
埋込み金(Au)および白金(Pt)堆積物の表面を覆う土壌はしばしばAu/Pt異常,探査フットプリントを拡大した。これは固体土壌相による(生物)地球化学的に形成されたAu/Ptナノ粒子とそれらの収着/析出の分散の結果である可能性がある。しかし,ナノ粒子分散,収着と分配に及ぼす土壌特性の影響はほとんど理解されていない。AuおよびPtナノ粒子の分配と収着挙動を評価するために,土壌は球状,クエン酸塩安定化AuおよびPtナノ粒子(直径10~12nm,最終濃度100μgkg~( 1))を添加した。土壌スラリー(1:10:1,w:w,土壌:脱イオン水)を28日間回転振とう機上で22°Cでインキュベートした。Gold/Pt濃度を誘導結合プラズマ質量分析を用いた0.45μmと1kDa濾過する溶液で測定した。PtやAuも1kDaろ液で検出された。Au/Ptの10.3と98.7wt%が固体土壌相に収着された。土壌の粘土,C_org,Mg,Mn,Fe,Ca含有量はAu/Ptナノ粒子収着の有意な予測因子であった,Au収着データセット内の変動の>80%を説明する粘土含有量であった。固相間の収着ナノ粒子の分配は,選択的逐次抽出を用いて評価した。全ての土壌においてAu/Ptの1~20wt%が水様抽出物で検出された。容易に再溶解する画分と関連していたさらに~25wt%であった。収着Au/Ptナノ粒子の大部分は有機物質(OM,Ptの5377wt%と1480wt%Au)とFe/Mn酸化物(42wt%まで)に収着した。これらの結果は,1)AuおよびPtナノ粒子は安定であり,土壌溶液中の高移動性/分散性のままであることを示し,ii)高い粘土,C_orgとFe/Mn酸化物含有量は減少し,高い砂含有量とpHは,それらの移動度を向上させた。全土壌を横断して,OMと粘土は,Au/Ptナノ粒子の最も重要な収着剤であり,粘土の分離とそれらのAu/Pt含有量のOM,と解析は,地球化学的痕跡のコントラストを増強するかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属鉱床  ,  岩石成因論 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る