文献

J-GLOBAL ID：201702247627351877   整理番号：17A1436047

電光で誘起された衝撃波と電気加熱による岩石中のショックラメラと融解の生成【Powered by NICT】

Generation of shock lamellae and melting in rocks by lightning-induced shock waves and electrical heating

著者 (4件)： Chen Jiangzhi (Department of Earth and Environmental Science, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania, USA) ,  Elmi Chiara (Department of Earth and Environmental Science, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania, USA) ,  Goldsby David (Department of Earth and Environmental Science, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania, USA) ,  Giere Reto (Department of Earth and Environmental Science, University of Pennsylvania, Philadelphia, Pennsylvania, USA)
資料名： Geophysical Research Letters  (Geophysical Research Letters)
巻： 44  号： 17  ページ： 8757-8768  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0609B  ISSN： 0094-8276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 衝撃事象からの非常に迅速なエネルギー解放,落雷またはいん石からの結果のような,種々の岩石を変化させ,天然ガラス(すなわち,フルグライトおよびテクタイト)の形成をもたらす物理的および化学的プロセスを駆動することができる。閃電岩はガラス化土壌,砂,または岩石落雷に起因している。落雷は10~5Kまでの空気温度と関係し,これは十マイクロ秒以内に>2000Kに岩石を加熱できる。岩石の表面の迅速な融合とその後の消光はガラス状細粒多孔質材料から成る特徴的な,薄い,従来の方法と比べる被覆を残している。岩石閃電岩に関する以前の研究は,対象岩石基質,フルグライト形成中の強い衝撃波の証拠内の石英結晶における平面変形特徴を見出した。本論文では,岩石の理想化された雷衝撃による衝撃圧力と温度をシミュレートし,文献からの岩石せん電岩の走査観測とモデルの結果を比較した。著者らのモデル結果は,落雷は岩石表面に>7GPaの圧力を引き起こし,フルグライト(半径の~9cm)の層を生成し,燃焼領域(半径の~11cm)を残すことを示した。岩石表面に見られるフルグライトは砂閃電岩と多くの特徴を共有するが,それらの空間分布は完全に異なり,砂フルグライトは中空チューブ構造である。岩石閃電岩に関する著者らの研究は,雷事象のエネルギーに間接的な制約を提供し,また,岩石中の衝撃特徴の存在は,衝撃事象のための明確な証拠として採用することができないことを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *電気加熱 ,  走査 ,  ガラス ,  結晶 ,  落雷 ,  *岩石 ,  空間分布 ,  多孔質体 ,  気温 ,  *衝撃 ,  基質 ,  化学プロセス ,  *衝撃波 ,  石英
準シソーラス用語： ガラス化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 雷 ,  衝撃事象 ,  衝撃ラメラ ,  電気加熱

分類 (4件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C) ,  珪酸塩鉱物  (DE08030A) ,  深成岩  (DE07050P) ,  地殻・上部マントルの構造・組成  (DC03090Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： 電光 ,  誘起 ,  衝撃波 ,  電気加熱 ,  岩石 ,  ショック ,  ラメラ ,  融解