文献

J-GLOBAL ID：201702247627446382   整理番号：17A1707859

飼育シルバーフォックス(Vulpes vulpes)における副腎皮質活性の指標としての糞便コルチゾール代謝産物【Powered by NICT】

Faecal cortisol metabolites as an indicator of adrenocortical activity in farmed silver foxes (Vulpes vulpes)

著者 (6件)： Hovland Anne Lene (Norwegian University of Life Sciences (NMBU), Department of Animal and Aquacultural Sciences, Faculty of Biosciences, P.O. Box 5003, NO-1432, Aas, Norway) ,  Rod Anne Marit S. (Norwegian University of Life Sciences (NMBU), Department of Animal and Aquacultural Sciences, Faculty of Biosciences, P.O. Box 5003, NO-1432, Aas, Norway) ,  Eriksen Marit Skog (Norwegian University of Life Sciences (NMBU), Department of Animal and Aquacultural Sciences, Faculty of Biosciences, P.O. Box 5003, NO-1432, Aas, Norway) ,  Palme Rupert (University of Veterinary Medicine, Department of Biomedical Sciences, Veterinaerplatz 1, A-1210, Vienna, Austria) ,  Nordgreen Janicke (Norwegian University of Life Sciences (NMBU), Faculty of Veterinary Medicine, Department of Production Animal Clinical Sciences, P.O. Box 8146, Dep N-0033, Oslo, Norway) ,  Mason Georgia J. (Department of Animal Biosciences, University of Guelph, 50 Stone Rd. East, Guelph, ON, N1G 2W1, Canada)
資料名： Applied Animal Behaviour Science  (Applied Animal Behaviour Science)
巻： 197  ページ： 75-80  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2177A  ISSN： 0168-1591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糞便中のグルココルチコイド代謝産物の測定いくつかの農場と野生種における副腎皮質活性を監視するための有用な,非侵襲的方法を証明した。血しょうコルチゾール,サンプリングは拘束と採血を必要とするとは異なり,糞便コルチゾール代謝産物(FCM)は,これらの動物がヒトによる処理に敏感であるとして飼育シルバーフォックスに特に適している。ギンギツネにおけるストレスの潜在的指標としてのFCMを使用する前に,しかし,適切な生理学的および/または生物学的検証が必要である。ここでは,1)合成ACTH(ACTH)の注射によって誘発したコルチゾールの増加,および2)処理と拘束の2分間後24時間毎に交互時間を30ギンギツネ(10成体雌,10幼若雌と10幼若雄)におけるFCM濃度を測定した。ACTHと取扱い処理前24時間ごとに四時間を記録し,ベースラインFCM値を対照とした。FCM値はACTH注入(P=0.0001)と取扱い(P<0.0001)後に有意に増加した。ACTH注射後ピークFCM濃度に達するまでの時間は雌,幼若雌と幼若雄群(P=0.055)平均化(±SE)11.0±1.04と10.6±1.30と7.8±0.20hの間で異なる傾向にあった。処理後,ピークFCM値は群間で有意差10.1±0.55h後に達しなかった。ベースラインレベルの扱い方後ACTHと1008±128ng/g後平均2143±264ng/gピーク濃度,475±48ng/gと比較した。ピークFCM値は男性より女性でより多くの個人の間で変化する傾向があった。処理前にベースラインFCM濃度は,意外なことに,より自信キツネ(P=0.004)で高く,所見は,おそらくギンギツネにおけるコルチゾールの潜在的分取役割を示した。キツネの信頼の間の負の傾向と取扱い(P=0.062)後のピークFCM濃度,より怖い個体における長期副腎皮質活性化の示唆に到達する時間であった。キツネは最大FCM濃度に到達するために糞便試料と時間を生成する速度に基づいて,筆者らは最初に糞便収集に四時間遅延を示唆し,次の12次時間は急性ストレス後上昇をモニターするために各三時間試料を収集した。著者らの研究は,飼育シルバーフォックスにおける副腎皮質活性の有効な指標としての糞便コルチゾール代謝産物を確認した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *副腎皮質 ,  *代謝産物 ,  生理学 ,  農場 ,  ACTH ,  女性 ,  ヒト ,  成体 ,  動物 ,  基準線 ,  血漿 ,  男性 ,  グルココルチコイド ,  ステロイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 注射 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 銀キツネ ,  ストレス ,  Validation ,  ACTH刺激 ,  処理 ,  糞中グルココルチコイド代謝産物

分類 (3件)： 生体計測  (EL03020C) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

物質索引 (1件)： コルチゾール

タイトルに関連する用語 (9件)： 飼育 ,  シルバー ,  Vulpes ,  副腎皮質 ,  活性 ,  指標 ,  糞便 ,  コルチゾール ,  代謝産物