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J-GLOBAL ID：201702247660376074   整理番号：17A0472373

持続可能な農業のための進化的育種:オオムギ個体群および系統の選抜と複数環境評価【Powered by NICT】

Evolutionary breeding for sustainable agriculture: Selection and multi-environmental evaluation of barley populations and lines

著者 (6件)： Raggi Lorenzo (Dipartimento di Scienze Agrarie, Alimentari e Ambientali (DSA3), Universita degli Studi di Perugia, Borgo XX Giugno 74, 06121 Perugia, Italy) ,  Ciancaleoni Simona (Dipartimento di Scienze Agrarie, Alimentari e Ambientali (DSA3), Universita degli Studi di Perugia, Borgo XX Giugno 74, 06121 Perugia, Italy) ,  Torricelli Renzo (Dipartimento di Scienze Agrarie, Alimentari e Ambientali (DSA3), Universita degli Studi di Perugia, Borgo XX Giugno 74, 06121 Perugia, Italy) ,  Terzi Valeria (Centro di ricerca per la genomica vegetale (CREA-GPG), Via San Protaso 302, 29017 Fiorenzuola d’Arda (PC), Italy) ,  Ceccarelli Salvatore (Rete Semi Rurali, Via di Casignano 25, 50018 Scandicci (FI), Italy) ,  Negri Valeria (Dipartimento di Scienze Agrarie, Alimentari e Ambientali (DSA3), Universita degli Studi di Perugia, Borgo XX Giugno 74, 06121 Perugia, Italy)
資料名： Field Crops Research  (Field Crops Research)
巻： 204  ページ： 76-88  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1910A  ISSN： 0378-4290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機および低投入農業用に特別に育種した品種は現在不足している。それらを開発する戦略は,天然および人為選択の組み合わせに依存する進化的育種である。本研究はオオムギ(Hordeum vulgareL.)不均一な集団と有機および低投入条件下での異なる環境に渡って高い穀粒収量と収量安定性によって特性化株を選択するために,24年以上行い,進化的育種プログラムの能力を調べた。複合交雑集団(AUT DBAと命名)は,イタリアにおける低入力条件下での生産性の高い親個体群の交配により開発し,幾つかの形態-フェノロジー形質の多様であった。AUT DBAは,人工選択なし低投入管理システム下における九年間の増加した。三サイクル人工選択(2007/08から2009/10まで)が高い穀粒収量ポテンシャルと有機および低投入農業に関連した形質の好ましい組み合わせにより特性化AUT DBA植物内での選別により行った。新しい個体群(mix48と呼ばれる線混合物)は,最高の降伏と最も多様な線を混合することによって開発された。13線も選択した。AUT DBA,mix48と13系統は,いろいろな土壌気候条件と管理システム(有機および低投入)下で行い,対照として,高入力条件下で選択された,九種類の株を用いた複数環境試験における四年連続を評価した。24エントリ(すなわち二集団13選抜系統および九人の対照)の各々に対して穀粒収量を記録し,収量安定性はAMMI分析,Shuklaの安定性分散と環境分散を用いて評価した。平均収量と収量安定性指標は全ての環境上の,低および高生産性環境のためのであった。最後に,気候および土壌特性の収量に及ぼす効果を縮小ランク要因回帰分析を用いて評価した。AUT DBAとmix48集団の粒収量は九人の対照の四よりも有意に高かった。平均して,二個体群とそれらから選抜した系統は有意に低生産試験(P≦0.05)において最近開発された線をもたらしたが,有意差は高生産性試験で検出されなかった。試験した全ての環境を通して,個体群は,対照群よりも動的安定性の高いレベルを示した。六選抜系統は,個体群と同様に安定であった。,穀粒収量の最良の組合せおよび動的および静的安定性を示し,二不均一個体群や選抜系統のうち四は,有機および低投入管理システム下の中央イタリアにおける使用を推奨できた。本研究の主な結論は,低投入条件下で実施,特に進化的育種は持続可能な農業のための両個体群と系統開発のための低コストで効果的なアプローチであることをである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *環境アセスメント ,  *育種 ,  回帰分析 ,  管理システム ,  *農業 ,  交雑 ,  *オオムギ ,  品種 ,  気候 ,  イタリア共和国 ,  *個体群 ,  キャラクタリゼーション ,  *持続可能な農業
準シソーラス用語： 土壌気候 ,  フェノロジー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： オオムギ ,  進化的育種 ,  持続可能な農業 ,  収量安定性 ,  GxE相互作用

分類 (5件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  稲作  (FC03020C) ,  繊維料作物  (FC03077U) ,  麦  (FC03033M) ,  トウモロコシ  (FC03034D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 持続可能な農業 ,  進化 ,  育種 ,  オオムギ ,  個体群 ,  系統 ,  環境評価