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J-GLOBAL ID:201702247721512612   整理番号:17A1639192

蛋白質キナーゼCイータはERK1によるMcl-1レベルを調節する【Powered by NICT】

Protein kinase C-eta regulates Mcl-1 level via ERK1
著者 (2件):
資料名:
巻: 40  ページ: 166-171  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0667A  ISSN: 0898-6568  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質キナーゼC(PKC)η(PKCη)はPKCファミリーの新規のメンバーである。は乳癌で過剰発現しており,アポトーシスを阻害し,化学療法抵抗性に寄与することが示された。抗アポトーシスBcl-2ファミリー蛋白質骨髄細胞白血病-1(Mcl-1)は乳癌細胞生存および化学療法抵抗性に重要な役割を果たすので,PKCηはMcl-1レベルを調節するかどうかを調べた。PKCηのサイレンシングはいくつかの乳癌細胞,MCF-7およびT47D細胞を含むMcl-1を減少させた。PKCη枯渇はMCL1mRNAに影響を及ぼさなかったが,PKCηノックダウンによるMcl-1の減少はプロテアソーム阻害剤により阻止されたが,MG132とラクタシスチンなど。さらに,Mule(Mcl-1ユビキチンリガーゼ)のノックダウンは,PKCη欠損によるMcl-1ダウンレギュレーションを抑制した。触媒作用的に活性なAktの過剰発現またはグリコーゲンシンターゼキナーゼ-3(GSK3)βのノックダウン,Aktの基質,PKCηサイレンシングによるMcl-1ダウンレギュレーションにほとんど影響しなかった。しかし,PKCηはなくPKCα,δまたはεのノックダウンはERK(細胞外シグナル調節キナーゼ)のリン酸化の有意な減少を引き起こした。ERK1ERK2のノックダウンは,Mcl-1レベルを低下させ,PKCηノックダウンによるMcl-1の減少はERK1過剰発現により回復した。これらの結果は,PKCηはMcl-1のユビキチン仲介プロテアソーム分解から保護するERKシグナル伝達経路を利用することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 
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