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J-GLOBAL ID:201702247742046177   整理番号:17A1715970

燃料として使用されるマツのおが屑による化学ループ過程における酸素キャリアとしてのかんらん石上に担持されたCuO【Powered by NICT】

CuO supported on olivine as an oxygen carrier in chemical looping processes with pine sawdust used as fuel
著者 (8件):
資料名:
巻: 330  ページ: 480-490  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化学ループは低エネルギー損によるCO_2捕捉のための有望な低コスト技術である。本研究では,かんらん石(CuO/かんらん石)上に担持したCuOは,化学ループ燃焼(CLC)と酸素脱結合(CLOU)を用いた化学ルーピングにおける酸素キャリア(OC)として研究した。反応性と酸素アンカップリング挙動を熱重量分析(TGA)により評価した。燃料としてマツ材おが屑(PS)を使用したCLCとCLOU実験は流動層反応器で行った。CLCサイクル性能とCuO/かんらん石の酸素放出と取込挙動を調べた。CLC実験では,炭素転化率(χ_c)と炭素捕獲効率(η_c)の両者が温度の上昇およびOCへの燃料比(Φ)の増加と共に増加した;χ_cとη_c 96.81%と95.54%の最大値は,Φ=1.50と900°Cで達成した。CLC繰返し試験では,CuO/かんらん石は安定な反応性を示し,χ_cとη_cの値は二十回目のサイクルで94.64%と92.59%であった。CLOU試験では,3.55%の酸素輸送能力(Ro)をTGAによって得た。マツPSとη_c=99.29%の完全な変換は,流動層反応器において950°Cで達成した。MgCu_2O_4は新鮮なCuO/かんらん石試料に検出された,最初の酸化還元サイクル中に消失した;最もCuOのかんらん石表面に,その後徐々に普及蓄積し,追加サイクルでかんらん石をカバーした。20CLCサイクル後。CuO/かんらん石OCのCuO含有量が38.81%から35.22%に僅かに減少した;4.8Nの破砕強度は維持され,著しい凝集は観察されなかった。CuO/かんらん石は優れたサイクル性能を有し,化学ループプロセスにおける良好なOC候補として用いることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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燃焼一般 

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