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J-GLOBAL ID:201702247773865377   整理番号:17A0701695

ロバストで使いやすいマイクロ流体デバイスを用いた無傷蛋白質分析の感度向上と線形ダイナミックレンジ【Powered by NICT】

Improving sensitivity and linear dynamic range of intact protein analysis using a robust and easy to use microfluidic device
著者 (2件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 1073-1083  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全抗体の電荷状態分布(CSD)を調整し,無傷蛋白質分析の感度と直線性を改善できるQTOFと結合した統合マイクロ流体LC素子を実証した。マイクロフローESIを用いた感度改善のメカニズムがより高い電荷状態にCSDのシフトによって実証し,全体的なCSDを狭くした。これらの側面の両方は,抗体の最も豊富な電荷状態のイオン電流を改善し,15×の因子による高流ESIよりも感度の改善に導くのに役立つ。検出の現在の限界はIgGグリコシル化抗体を用いた0.1ng(オンカラム)(n=100, %RSD=17.5)は,高流量LC-ESI-MSに対して5ng(オンカラム)(n=10, %RSD=15)した。感度の改良に加えて,検出と狭いCSDの下限との組み合わせから生じるというマイクロフローESIのための線形ダイナミックレンジの改善を観測した。大きさ1.5桁の線形ダイナミックレンジの改善は,従来の高流量LC-MSで観察された。抗体の複雑性は,感度とスペクトル電荷状態分解能を制限した場合には,感度と電荷状態間隔分解能をさらに改善するために過給と放電機構を採用した。ポストカラムを加え,糖分解能を保持したままであることをグリセロールを用いて感度が89%の増加を示した。大分子蛋白質は質量スペクトルの比較的低い雑音領域に存在するため,ペプチド過給では不鮮明になっことを無傷蛋白質の過給の効果,特に150kDaの抗体を実現することができた。イミダゾールは高質量イオンの低い電荷状態を発生させた,電荷状態分解能の51%の増加を示した。電荷状態分解能の増大は,より複雑な抗体,またはLCにおける共溶出する抗体混合物を可能にし,より効率的にデコンボリューションすることができた。要約すると,著者らは従来のLC-MS上の無傷蛋白質分析のための改良された感度と定量的直線ダイナミックレンジが得られ,過給と放電実験のようなより複雑な実験のための使用の容易さを与えることを分析技術を実証した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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