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J-GLOBAL ID：201702247823453583   整理番号：17A0454114

くだものマーケティング講座 第54回 マーケティング環境の把握

著者 (1件)： 河野恵伸 (農研機構 食農ビジネス推進セ)
資料名： 果実日本
巻： 72  号： 4  ページ： 69-71  発行年： 2017年04月15日
JST資料番号： L0963A  ISSN： 0913-8242  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 時代や地域に適したマーケティングを検討するためには,まずその時々のマーケティング環境を把握する必要がある。本稿では内部環境ではなく,外部環境,とくに市場環境について説明した。近年の日本の消費者の食行動は多様化し,高齢化,家族形態の変化,社会との関わりかたの変化にともなって簡便化,外部化,健康・安全を志向する傾向が強くなっている。それらに対応して果物の商品形態は大きく変化している。このような市場環境を前提として,顧客のニーズで市場を分類し(セグメンテーション),ターゲット市場を選択し(ターゲティング),選択した部分市場での自分の商品のポジションを確立する方策を検討する(ポジショニング)のがSTPである。カットフルーツを例にして説明した。STPの結果に基づいて競争優位性を保てるような商品コンセプトを組みあげていくのである。

シソーラス用語： 日本 ,  *果物 ,  *マーケティング ,  *環境 ,  食行動 ,  家族 ,  簡素化 ,  消費者志向
準シソーラス用語： 高齢化 ,  *市場環境

分類 (2件)： 果実とその加工品  (FJ11030Z) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (4件)： くだもの ,  マーケティング ,  環境 ,  把握