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J-GLOBAL ID：201702247835358306   整理番号：17A0521004

環境放射線を定量的にイメージング可能なガンマ線画像分析装置

Quantitative imaging by Environmental Gamma-ray Visualization Analyzer

著者 (5件)： 上坂彰朗 (堀場製作所 先行開発セ) ,  伊藤浩史 (堀場製作所 先行開発セ) ,  中村龍平 (堀場製作所 先行開発セ) ,  富永浩二 (堀場製作所 先行開発セ) ,  中山信太郎 (徳島大)
資料名： 放射線  (Ionizing Radiation)
巻： 42  号： 4  ページ： 127-131  発行年： 2017年04月07日 
JST資料番号： S0997A  ISSN： 0285-3604  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 測定したγ線強度分布を線源放射能や空間線量率との相関値として表示することを目的として,電子飛跡検出型Comptonカメラ(ETCC)に基づくγ線画像分析装置(GVA)GV-100を開発した。本稿では,ETCCの原理とGV-100の特徴を述べた。ETCCは主に,Ar90%+C₂H₆10%を充填したガスドーム,ドリフトケージ,光電子増倍管,信号処理部分からなる。ETCCではγ線の飛来方向が一意的に求まる。GV-100の視野角は±50°である。京都市内で¹³⁷Cs線源を測定した結果と,福島県内の線量率が比較的低い(約0.4μSv/h)場所における環境放射線の測定結果を示した。

シソーラス用語： *カメラ ,  *γ線検出器 ,  画像分析 ,  放射強度 ,  *環境放射線 ,  線源 ,  線量率 ,  Compton散乱 ,  反跳電子 ,  光電子増倍管 ,  γ線検出 ,  *放射能除染
準シソーラス用語： *Comptonカメラ ,  *γ線画像分析装置 ,  空間線量率

分類 (1件)： 放射線検出・検出器  (AD08020J)

引用文献 (6件)：

• 環境省, 除染関係ガイドライン 平成25年5月 第2版 (平成28年9月 追補), (環境省, 東京, 2013)
• 除染・廃棄物技術協議会, '除染効果確認のための放射線測定 手引書', (日本, 2013) P21
• T. Tanimori, et al., The Astrophysical Journal, 810 (2015), 28.
• D. Tomono, et al., IEEE Nucl. Sci. Symp. Conf. Rec., (2013), N28-2.
• H. Ito, et al., 2015 IEEE NSS/MIC, 2015

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境放射線 ,  定量 ,  イメージング ,  ガンマ線 ,  画像分析