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J-GLOBAL ID：201702247837276178   整理番号：17A0402646

バイオリファイナリーのための革新的な作付体系のバイオマス生産性と放射利用【Powered by NICT】

Biomass productivity and radiation utilisation of innovative cropping systems for biorefinery

著者 (5件)： Manevski Kiril (Department of Agroecology - Research Center Foulum, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark) ,  Laerke Poul E. (Department of Agroecology - Research Center Foulum, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark) ,  Jiao Xiurong (Department of Agroecology - Research Center Foulum, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark) ,  Santhome Sanmohan (Department of Agroecology - Research Center Foulum, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark) ,  Jorgensen Uffe (Department of Agroecology - Research Center Foulum, Aarhus University, Blichers Alle 20, 8830 Tjele, Denmark)
資料名： Agricultural and Forest Meteorology  (Agricultural and Forest Meteorology)
巻： 233  ページ： 250-264  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0901A  ISSN： 0168-1923  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 将来のバイオリファイナリーを供給するためには持続的に現在の農業地でのバイオマス生産を強化する必要がある。本研究の目的は,バイオマス生産のための最適化回転における新規多年生草および一年生作物のバイオマス収率と関連する放射線利用を決定し,北部ヨーロッパ農業で一般的に使用される伝統的な作付体系との性能を比較することであった。土壌型および気候条件の異なるデンマークの二箇所の地点で2012年~2015年にバイオマス収率の測定は三主な作付体系で実施した:1)一年生作物(トウモロコシ,サトウダイコン,麻/エンバク,ライコムギ,冬ライムギと冬ナタネ)の最適化された回転,ii)多年生作物集中的施肥(festulolium,リードカナリーグラス,オーチャードグラスおよびトールフェスク),低施肥(ススキ)または無施肥(イネ科-マメ科混合物)とiii)従来のシステム(トウモロコシおよびトリティカーレの連続単作と春オオムギ冬オオムギ冬ナタネの回転)。結果は,砂質ローム土壌で,最大バイオマス収率(確立年後の三年の平均)をfestulolium(20.4Mgha~( 1)),続いてトールフェスク(18.5Mgha~( 1)),最適化された回転(16.7Mgha~( 1)),リードカナリーグラス(15.9Mgha~( 1))とオーチャードグラス(15.2Mgha~( 1))により達成されたことを示した。粗砂質土について,最高のバイオマスはトールフェスク(17.7Mgha~( 1)),オーチャードグラス(15.9Mgha~( 1)),リードカナリーグラス(14.3Mgha~( 1))と最適化された回転(13.9Mgha~( 1))により達成した。伝統的な作付体系のバイオマス収率は11と18mgha~( 1)の間で変化し,連続トウモロコシ最も生産的であった。伝統的トウモロコシは新規の作付体系と同じかまたはそれより高いバイオマス収率を生じたが,新しいシステムは,環境影響を減少させ,生物多様性に正の効果を持つことが期待される。遮断された光合成有効放射(fIpar),蓄積された遮断された光合成有効放射(Ipar)と日射利用効率(RUE)の割合は三年間の隔週測定したキャノピー放射から決定した。これらの結果は,トウモロコシおよびビート(Ipar=600 750MJm~ 2,RUE=2.3 3~gMJ~ 1)のような最も生産的な一年生作物よりも最も生産性の高い多年生作物の高い年間Ipar(800 1200MJm~ 2)が,RUE(1.0 2.0gMJ~ 1)を示し,作物種,管理活動と一般的な気象条件に依存して変化した。一年生作物よりも多年生作物の低い地上RUEは非収穫植物部分に同化産物の光合成効率と分配の違いを示し,それらのRUEを改善するための多年生作物の更なる育種が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気象条件 ,  最適化 ,  トールフェスク ,  冬 ,  多年生草 ,  ライムギ ,  オオムギ ,  リードカナリーグラス ,  エンバク ,  農作物 ,  環境影響 ,  オーチャードグラス ,  *バイオマス ,  生物多様性 ,  施肥

著者キーワード (6件)： 地上バイオマス ,  年 ,  作物成長 ,  光遮断 ,  多年生 ,  放射線利用効率

分類 (3件)： 農業気象  (DC05030Z) ,  土壌学一般  (FB04010V) ,  トウモロコシ  (FC03034D)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオリファイナリー ,  作付体系 ,  バイオマス生産 ,  放射