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J-GLOBAL ID：201702247838208892   整理番号：17A0331278

世界へ羽ばたく!日本の電気鉄道と省エネルギー技術-2 ヨーロッパの学協会に見る鉄道車両のエネルギー関連技術の動向

著者 (1件)： 近藤圭一郎 (千葉大)
資料名： 電気学会誌  (電気学会雑誌)
巻： 137  号： 3  ページ： 141-142  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： F0011A  ISSN： 1340-5551  CODEN： DGZAAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本特集では,電気鉄道と省エネルギー技術について紹介する。鉄道は,環境にやさしい乗り物と言われているが,多くの電気エネルギーを使用するため,鉄道事業者各社は,エネルギー効率の向上に取り組んでいる。本章では,ヨーロッパの技術動向について紹介する。ヨーロッパでは,PMSMの導入が進んでいる。誘導電動機は定格で92~94%の効率であるのに対して,PMSMでは95%以上の効率を達成できる。SiCパワー半導体より省電力効果が大きいが,小型軽量化や省メンテナンス化の達成手段として用いるのが適切な使い方である。蓄電装置は,直接的な省電力効果が大きく,ユーロッパでは入換機関車への適用例が増えており,内燃機関車両のエンジンダウンサイジングによる省燃費,排ガス削減などの効果が期待できる。

シソーラス用語： *電気鉄道 ,  日本 ,  *省エネルギー ,  エネルギー効率 ,  回生ブレーキ ,  電力貯蔵 ,  *ヨーロッパ ,  *技術展望 ,  同期電動機 ,  小型化 ,  軽量化 ,  保全性 ,  二次電池
準シソーラス用語： PMSM ,  メンテナンス性

分類 (3件)： 動力車  (QH03000G) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  屋内配電・電源設備  (NB05050C)

タイトルに関連する用語 (10件)： 世界 ,  日本 ,  電気鉄道 ,  省エネルギー技術 ,  ヨーロッパ ,  学 ,  協会 ,  鉄道車両 ,  エネルギー ,  動向