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文献
J-GLOBAL ID:201702247914223739   整理番号:17A1733571

ベンジルアクリレートのPd(0)触媒反応エナンチオ選択性1,1-ジアリール化に関する反応機構研究

Mechanistic Investigations of the Pd(0)-Catalyzed Enantioselective 1,1-Diarylation of Benzyl Acrylates
著者 (5件):
資料名:
巻: 139  号: 36  ページ: 12688-12695  発行年: 2017年09月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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協調的カップリングカイラルアニオン相間移動触媒反応とPd触媒反応の鍵となる戦略は稀な例であるが,これらの二種類のエナンチオ選択性1,1-二重官能化反応の成功裡の開発を可能にした。アクリレートの1,1-ジアリール化(96%eeに至るまで)及び1,1-アリールホウ素化(98%eeに至るまで)において観察される高水準のエナンチオ選択性にも拘わらず,未解決問題は解離による伝統的Heck反応生成物の競争形成による一層低い反応収率である。何かの反応改善が設計され,履行されるかどうか評価するため,反応成果に影響する各素過程と何かの分子間相互作用を理解することに焦点を絞った反応機構研究を開始した。これらの詳細研究を通し集めた洞察が反応効率を増し,この反応図を他の系に拡張することを導くことを予測した。これらの研究結果として,カイラルリン酸アニオンを用いるアクリル酸ベンジルのPd触媒反応エナンチオ選択性1,1-ジアリール化における各成分の役割を明らかにし,実験と計算解析の組合せを通してカイラルリン酸塩と基質間の遷移状態に起こる相互作用を同定した。
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分類 (2件):
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貴金属触媒  ,  付加反応,脱離反応 
物質索引 (6件):
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