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J-GLOBAL ID:201702247999579910   整理番号:17A1446435

トランスジェンダーの男性のBMI,血圧,および実験室プロファイルに及ぼすテストステロン療法の効果:系統的レビュー【Powered by NICT】

Effects of testosterone therapy on BMI, blood pressure, and laboratory profile of transgender men: a systematic review
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 881-888  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1471B  ISSN: 2047-2919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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テストステロンは女性から男性への性転換者における異性間ホルモン治療のために使用される主なホルモン剤である。著者らの目的は,トランスジェンダーの男性のボディマスインデックス(BMI),血圧,ヘマトクリット,ヘモグロビン,脂質プロファイルおよび肝臓酵素に対するテストステロンの影響に関する文献を系統的にレビューした。PUBMEDおよびEMBASEは2017年3月まで公表された研究を検索した。前と治療中のテストステロンの用量と変数の比較介入を報告する研究も含めた。455:潜在的に適格な論文のうち,13論文がレビューした。研究期間は6~60か月の範囲であり,試料サイズは12~97患者の範囲であり,最も一般的な治療は非経口テストステロンウンデカノアート1000mg/12週であった。BMIのわずかであるが有意な増加を報告した(1.3~11.4%)であった。血圧に及ぼすテストステロン処方の影響を評価する七の研究のうち三は中程度の増加又はこの変数における臨床的に無関係な変化を検出した。他の研究では,二人の患者は高血圧を開発し,これはテストステロン療法中止後に回復した。LDL コレステロールにおけるHDL コレステロールと増加の減少は一貫して観察された。八研究はテストステロンの間の関係を観察し,ヘモグロビン(範囲:4.9 12.5%)とヘマトクリット(範囲:4.4 17.6%)を増加させたが,男性ホルモン療法の中止は必要でなかった。1つの研究では,二人の患者は,治療の9と12か月後に赤血球増加(ヘマトクリット>52%)を開発した。テストステロン処方を解析する研究は,ヘモグロビンとヘマトクリットテストステロンゲルの小さい増加を観察した。肝機能を評価する六の研究はわずかな,また無変化を示した。全体としての質が低く,無作為化臨床/対照試験および小サンプルサイズの欠如を示した。結論として,トランスジェンダーの男性に外因性テストステロン投与はBMI,ヘモグロビン/ヘマトクリット,LDL コレステロールの中程度の増加,HDL コレステロールの減少と関連していた。テストステロン療法の長期リスクを評価するために必要である長期研究,特に,糖尿病,脂質異常症およびメタボリックシンドロームのような心血管代謝リスクに関連する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の診断  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  公衆衛生 

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