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J-GLOBAL ID：201702248083051239   整理番号：17A1018356

食品の冷凍および解凍に関する技術開発の現状と今後の課題

Current State and Future Issues of Technology Development Concerned with Freezing and Thawing of Foods

著者 (4件)： 安藤泰雅 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  根井大介 (農業・食品産業技術総合研究機構) ,  河野晋治 (前川製作所 技研) ,  鍋谷浩志 (農業・食品産業技術総合研究機構)
資料名： 日本食品科学工学会誌  (Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology)
巻： 64  号： 8  ページ： 391-428  発行年： 2017年08月15日 
JST資料番号： F0895A  ISSN： 1341-027X  CODEN： NSKKEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食品の冷凍は,古くから用いられたきた長期保存が可能な保存法であり,その利点を利用すれば,現在求められている農林水産業の輸出力強化の技術的な手助けになる可能性もある。しかし,凍結処理,凍結貯蔵,解凍処理過程で物理的・化学的構造変化が発生し,解凍後の品質に問題が生じることがあり,品目ごとにこの問題を解決することが必要になる。現在までに,品質低下の発生メカニズムや,前処理・凍結・貯蔵・解凍技術による対策に関する知見が数多く集積されてきた。また,各種の分析評価技術や氷結晶・組織観察技術が,効果的な凍結・貯蔵・解凍技術の開発に大きな役割を果たしてきた。本報告では,凍結・解凍技術及び食品中における物理・化学的変化と品質評価技術に関する研究の現状を整理し,更なる技術革新のために,今後取り組むべき課題を示した。

シソーラス用語： *冷凍食品 ,  *冷凍技術 ,  *技術 ,  技術開発 ,  研究開発 ,  戦略 ,  解析 ,  分析 ,  予測 ,  氷晶 ,  評価 ,  品質評価
準シソーラス用語： *解凍技術 ,  研究戦略 ,  現状解析 ,  将来展望 ,  氷結晶

分類 (1件)： 食品の冷凍・冷蔵  (FJ03020X)

引用文献 (241件)：

• 1) Soto, V. and Borquez, R. (2001). Impingement jet freezing of biomaterials. Food Control, 12, 515-522.
• 2) Sarkar, A., Nitin, N., Karwe, M.V., and Singh, R.P. (2004). Fluid flow and heat transfer in air jet impingement in food processing. J. Food Sci., 69, CRH113-CRH122.
• 3) Sarkar, A. and Singh, R.P. (2004). Modeling flow and heat transfer during freezing of foods in forced airstreams. J. Food Sci., 69, E488-E496.
• 4) Lucas, T. and Raoult-Wack, A.L. (1998). Immersion chilling and freezing in aqueous refrigerating media : review and future trends. Int. J. Refrig., 21, 419-429.
• 5) Fikiin, A.G. (1994). Quick freezing of vegetables by hydrofluidisation. Proceedings of IIR conference “Refrigeration Science and Technology”, Istanbul, pp. 85-91.

タイトルに関連する用語 (5件)： 食品 ,  冷凍 ,  解凍 ,  開発 ,  現状