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J-GLOBAL ID：201702248155321042   整理番号：17A0642018

高分子電解質を用いる金ナノ粒子周辺の赤外増強のマッピング

Mapping Infrared Enhancement around Gold Nanoparticles Using Polyelectrolytes

著者 (2件)： GHOSH Harekrishna (Univ. Geneva, Geneva, CHE) ,  BUERGI Thomas (Univ. Geneva, Geneva, CHE)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 4  ページ： 2355-2363  発行年： 2017年02月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 減衰全反射赤外分光測定と走査電子顕微鏡観察によって,Ge/PAH膜上の金ナノ粒子(平均粒径:10,20,31nm)に高分子電解質(PAH,PSS)を交互積層(~8層)させた試料の,表面増強赤外吸収について調べた。吸収ピークの増強度はナノ粒子の粒径とは正,積層の厚みとは負の相関があること,粒子密度が低いときは増強度と密度には正の線形相関があるが,高くなるにしたがって増強度が徐々に,粒子間距離がナノ粒子の粒径の2倍以下になるとに急速に増大すること,この増強は光照射による粒子間の電磁場増強に由来し,層厚が5nm以下のときにだけ観測されること,Geと金ナノ粒子の相互作用による増強も起こるが,この効果は銀ナノ粒子の場合の方が顕著なことなどが分かった。ここで,PAHおよびPSSはそれぞれポリ(アリルアミン塩酸塩)およびポリ(4-スチレンスルホン酸ナトリウム)を表す。

シソーラス用語： *高分子電解質 ,  *ナノ粒子 ,  *写像 ,  *赤外反射吸収分光法 ,  ATR分光法 ,  FTIR分光法 ,  走査電子顕微鏡 ,  ポリアリルアミン ,  NaPSS ,  層厚 ,  依存性 ,  粒度依存性
準シソーラス用語： ATR-FTIR分光法 ,  ポリアリルアミン塩酸塩 ,  *金ナノ粒子 ,  厚み依存性 ,  *表面増強赤外分光法 ,  ポリスチレンスルホン酸ナトリウム

分類 (3件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高分子電解質 ,  金ナノ粒子 ,  周辺 ,  赤外 ,  増強 ,  マッピング