抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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色彩はパッケージデザインやWebデザイン,衣服など日常生活のさまざまな場面で利用されている。しかし,我々は錯視による色の錯覚など,正しい色を認識できない場合がある。そのため,色を活用する際,意図とは異なる色を選択する可能性がある。そこで,色彩の学習をコンピュータ上で効率的に行え,正しい色を確認,活用することが可能である色彩学習システムの開発を行っている。前研究で,デジタルに効率的な色彩の学習が可能な錯視シミュレーションを含む色彩学習システムを開発した。前研究のシステムはインタラクティブな学習が可能であるが,学習者は与えられえた問題に対し解答する点では受動的な学習となる。そこで,学習者が正しい色を確認,再現することで能動的な学習を行い,色彩への深い理解に繋がる色彩分析機能の開発を検討した。色彩分析機能は画像の色相,彩度,明度の情報を3次元的に可視化することで,色情報を視覚的に理解することができるシステムである。(著者抄録)