抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「再生できる企業」と「再生できない企業」の違いを見出す場合,企業再生の可能性を「キャッシュ」「事業価値」「組織老化」という三つの評価軸を使って測定することがカギを握る。また,最も重要なのは再生を決断する時期であり,資金繰りに行き詰まりが見えてから取り組みを始めても,その可能性は低くなる。経営者に求められるのは,業績が好調であっても無限成長や永続繁栄を信じるのではなく,企業にも寿命があることを認識し,資金繰りの改善という目先の対応に注力するのではなく,日頃から組織老化を前提とした経営を行うことや他社では穴埋めができない企業を築くことである。本稿では,これらの事項について解説を行った。