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J-GLOBAL ID：201702248275930890   整理番号：17A0621191

水上戦闘艦艇の海上環境での損傷後のサーバイバビリティの評価

Assessment of Survivability of Surface Combatants after Damage in the Sea Environment

著者 (3件)： BOULOUGOURIS Evangelos (Univ. Strathclyde, Glasgow, GBR) ,  WINNIE Stuart (Univ. Strathclyde, Glasgow, GBR) ,  PAPANIKOLAOU Apostolos (National Technical Univ. Athens, Athens, GRC)
資料名： Journal of Ship Production and Design  (Journal of Ship Production and Design)
巻： 33  号： 2  ページ： 156-165  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： D0023C  ISSN： 2158-2866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 戦闘艦艇の敵からの攻撃による損傷後の安定性とサバイバビリティについて,確率論的評価方法を提示した。初めに,損傷感受性(Susceptibility)と脆弱性(Vulnerability)の二影響因子を用いたサバイバビリティ確率の表式,および想定運用海域の海象環境条件等を説明した。攻撃による艦艇の水密区画への縦/横断/鉛直三方向からの衝撃分布,損傷の確率密度分布と損傷貫通分布等を用いた数学モデルと損傷確率の表式を提示した。併せて,想定運用海域毎の確率99%の有義波高値,波高8ft以下の確率,限界風速(33kt),および損傷船の復原性(GZ)曲線等を説明した。本確率モデルをフリゲート艦モデル(Maxsurfパッケージ,全長148.1m,排水量4528トン,水密区画14×上下3デッキ)に適用した事例の損傷区画数の比率,損傷関数,損傷確率,および全艦サバイバル確率~最大損傷貫通率の特性等の解析結果を図示した。考察の結果,1)損傷貫通分布の影響が小さいこと,2)Lognormal損傷関数により空からの攻撃による損傷と非対称浸水損傷を表せること,3)北大西洋から北太平洋への海域変更によりサバイバル確率が3%低下すること等の知見が得られた。

シソーラス用語： *軍艦 ,  *損傷 ,  *浸水 ,  *生存率 ,  統計解析 ,  *確率論的リスク評価 ,  安定性 ,  損傷時復原性 ,  感受性 ,  海象 ,  防水構造 ,  衝撃 ,  波高
準シソーラス用語： *サバイバル解析 ,  海軍艦艇 ,  区画 ,  脆弱性

分類 (4件)： その他の船舶  (QJ05030H) ,  船舶構造・材料  (QJ03020I) ,  船舶性能  (QJ02010Q) ,  航海と実務  (TD01020F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水上 ,  戦闘 ,  艦艇 ,  海上 ,  環境 ,  損傷 ,  評価