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J-GLOBAL ID:201702248276339206   整理番号:17A0989385

UDP-グリコシルトランスフェラーゼ遺伝子UGT2B17の過剰発現はPlutella xylostella(L.)におけるクロラントラニリプロール耐性に関与する【Powered by NICT】

Over-expression of UDP-glycosyltransferase gene UGT2B17 is involved in chlorantraniliprole resistance in Plutella xylostella (L.)
著者 (4件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 1402-1409  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:UDP-グリコシルトランスフェラーゼ(UGTs)は生体内に広く分布第II相解毒酵素である。昆虫における種々の親油性内因性化合物とフィトアレキシンの生体内変化におけるそれらの関与が報告されている。しかし,殺虫剤抵抗性におけるこの酵素ファミリーの役割はほとんど報告されていない。,コナガ(Plutella xylostella)におけるクロラントラニリプロール耐性におけるUGTの機能を調べた。スルフィンピラゾンと5 ニトロウラシル(UGT酵素の阻害剤)による【結果】処理は,コナガの三齢幼虫に対するクロラントラニリプロールの毒性を有意に増加させた。試験した23種類のUGT転写物の中で,UGT2B17だけが感受性(CHS)と比較して,すべての四クロルアントラニリプロール抵抗性個体群で過剰発現(30.8に77倍の範囲)であった。RNA干渉(RNAi)によるUGT2B17のノックダウンは,CHSとCHR(耐性)個体群におけるクロラントラニリプロールの毒性を27.4%と29.8%増加により劇的にであった。とは対照的に,フェノバルビタールへの曝露はUGT2B17の相対的発現を有意に増加し幼虫に対するクロラントラニリプロールの毒性を14.0%減少した。【結論】UGT2B17はクロラントラニリプロールの解毒に関与し,その過剰発現は,コナガのクロラントラニリプロール耐性において重要な役割を果たす可能性がある。これらの結果は,昆虫におけるジアミド殺虫剤抵抗性の機構の理解とにいくつかの光を当てた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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