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J-GLOBAL ID：201702248305028398   整理番号：17A1639755

DNAG-四重鎖構造を研究するための多機能グアニン誘導体【Powered by NICT】

A multi-functional guanine derivative for studying the DNA G-quadruplex structure

著者 (4件)： Ishizuka Takumi (Division of Chemistry, Department of Medical Sciences, Faculty of Medicine, University of Miyazaki, 5200 Kihara, Kiyotake, Miyazaki 889-1692, Japan. [e-mail]) ,  Zhao Pei-Yan ,  Bao Hong-Liang ,  Xu Yan
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 142  号： 21  ページ： 4083-4088  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,G-四重鎖安定剤として多機能グアニン誘導体,~8fg,G-四重鎖形成の検出のための蛍光プローブ,とG-四重螺旋の観測のための~19Fセンサを開発した。グアニンの8位置3,5-ビス(トリフルオロメチル)ベンゼン基を持つ機能性ヌクレオシドはDNAグアニン四重鎖構造を安定化し,G-四重鎖形成後の蛍光を発することを示した。機能センサは生細胞における~19F-NMRによるDNAグアニン四重鎖を直接観察するために使用できることを示した。我々の知る限りでは,これはヌクレオシド誘導体を同時に単一グアニン四重鎖DNAで三種類の関数を可能にすることを示す最初の研究である。著者らの結果は,多機能ヌクレオシド誘導体はG-四重螺旋構造を研究するために用い,in vitroおよび生細胞におけるG-四重鎖形成の分子基盤を調べるための強力なツールとして役立つことができることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： センサ ,  NMR【磁気共鳴】 ,  安定剤 ,  in vitro実験 ,  *DNA【核酸】 ,  ヌクレオシド ,  *重鎖 ,  蛍光 ,  窒素複素環化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： 生細胞 ,  機能性 ,  蛍光プローブ ,  *G-四重鎖 ,  *多機能 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (1件)： グアニン

タイトルに関連する用語 (4件)： 研究 ,  多機能 ,  グアニン ,  誘導体