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J-GLOBAL ID:201702248312644208   整理番号:17A0499239

ジチエニルベンゾチアジアゾールにおける遅延蛍光発生の直接観察およびドナー-アクセプタ-ドナー分子の励起状態動力学におけるその役割

Direct observation of the rise of delayed fluorescence in dithienylbenzothiadiazole and its role in the excited state dynamics of a donor-acceptor-donor molecule
著者 (6件):
資料名:
巻: 19  号: 13  ページ: 9118-9127  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジチエニルベンゾチアジアゾール(DTBT)は,有機発光デバイス(OLED)および有機光起電(OPV)デバイスへの用途を有するいくつかの分子中のビルディングブロックとして使用される。遅延蛍光(DF)は,現在,OLED研究に用いられる望ましい設計原理である。DTBTは優れた遅延蛍光特性を有しており,この部位は活性なOLED材料を作っている。本報では,系間交差(ISC)および逆系間交差(RISC)の動力学を,蛍光,リン光,蛍光寿命および過渡吸収測定により研究した。DTBTの一重項状態および三重項状態は近接しているか縮退しており,ある一定時間の後,分子は一重項状態あるいは三重項状態に留まり,二つの状態間で平衡になることが実験的に示された。これは,ルーチンの定常状態蛍光およびリン光の研究によりキャラクタリゼーションできるこれら二つの状態の特定化を妨げることになる。同様に,OPV材料研究において,持続的電荷分離状態を作るためのプッシュ-プル分子を作るために,DTBTは強いドナーと結合される。本研究で,両端にカルバゾールを結合したDTBT,すなわち,CDTBTを,ドナー-アクセプタ-ドナー系内のDTBTの動力学を研究するために用いた。本研究は,一重項状態の競争的不活性化経路とともに,CDTBT内における類似のISCおよびRISCを明らかにし,それは,CDTBTにおける電荷分離化学種の生成を介してであると結論した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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有機化合物のルミネセンス  ,  その他の2ヘテロ原子以上の五員複素環化合物  ,  発光素子 
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