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J-GLOBAL ID:201702248314917160   整理番号:17A1058543

蛍光バイオプローブとしてのヒドロキシルアパタイトナノ粒子のカルシウム部位でのランタニド(Ce,Pr,Nd,Tb)イオン置換:実験的および密度汎関数理論研究【Powered by NICT】

Lanthanide (=Ce, Pr, Nd and Tb) ions substitution at calcium sites of hydroxyl apatite nanoparticles as fluorescent bio probes: Experimental and density functional theory study
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巻: 43  号: 13  ページ: 10097-10108  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒドロキシルアパタイトの興味ある特性は,陽イオンおよび陰イオン置換を起こす能力である。本研究では,四種類のランタニドイオン(LnO)(セリウム,プラセオジム,ネオジムおよびテルビウム)で置換したナノ水酸アパタイト(nHAp)を共沈法で調製し,X線回折,Fourier変換赤外,蛍光及び紫外-可視分光法および透過型電子顕微鏡,及びマジック角核磁気共鳴法により特性化した。密度汎関数理論を用いたRietveld精密化と計算研究は,nHAp相に及ぼすLnO置換の影響に関する情報を提供した。これらの研究は,格子パラメータの変化とアパタイト構造中のLnO置換のための優先的なカルシウム結合部位を明らかにした。実験結果は,LnO置換粒子は,紫外-可視励起下で強い蛍光発光を示したことを示した。調製したLnO置換nHAp粒子過酸化水素の還元における酸化ストレスを抑制するための能力も実証した。in vitro生体適合性は,nHApの表面上でのヒト血しょう/血清蛋白質の吸着により評価した。nHAp上への蛋白質の吸着は,腐食に対する不動態化をもたらす。粒子は優れた細胞生存性およびMG-63細胞株の良好な増殖を示した。これらの結果は,バイオイメージング応用のための骨再生とスマート蛍光プローブのための生物活性材料の開発に新たな道を開く可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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