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J-GLOBAL ID:201702248326837037   整理番号:17A1703638

リチウム-ピロカルピン誘発性てんかん重積におけるゾルピデムの抗けいれん作用における一酸化窒素作動性システムの関与:iNOSおよびCOX-2遺伝子発現の評価【Powered by NICT】

Involvement of nitrergic system in anticonvulsant effect of zolpidem in lithium-pilocarpine induced status epilepticus: Evaluation of iNOS and COX-2 genes expression
著者 (10件):
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巻: 815  ページ: 454-461  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,リチウム-ピロカルピン誘発てんかん重積(SE)におけるゾルピデムの役割とけいれんいき値変化に関与する可能性のある機構を調べることを目的とする。本研究では,塩化リチウム(127mg/kg)は,成体雄性WistarラットにおけるSEを誘導するピロカルピン(60mg/kg)20時間前に投与した。異なる用量ゾルピデム(0.1, 1, 2, 5, 10mg/kg)はピロカルピン投与30分前に注入した。さらに,一酸化窒素(NO)は,観察された効果の役割を果たすかどうかを見出すために,L-アルギニン及びL-NAMEはゾルピデム15分前に注入した。その後,ゾルピデムの前にアミノグアニジン(AG)と7-ニトロインダゾール(7 NI)15分を注入することにより,ゾルピデムの作用を仲介する特にNOイソ型を同定した。さらに,ピロカルピン投与後6および24時間で,実験群は海馬定量的逆転写-PCR(qRT PCR)によるシクロオキシゲナーゼ-2(COX 2)と誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)遺伝子発現を評価した。ゾルピデムによる前処理は,用量に依存してSEの開始を有意に抑制した。AGおよびL-NAMEはゾルピデムの抗けいれん作用を有意に増強したが,L-アルギニンはこの効果を反転させた。qRT-PCRは,SEおよびL-アルギニン+ゾルピデム群においてピロカルピン投与後6時間および24時間でiNOSとCOX-2遺伝子発現の持続的上昇したAG/L NAME+ゾルピデムとゾルピデム群でこのアップレギュレーションは抑制されたことを示した。著者らの研究は,ゾルピデムはリチウム-ピロカルピン投与後のiNOS/COX- 2遺伝子アップレギュレーションの阻害を介してSEの発症を防止することを示した。我々の結果と一致して,著者らは,iNOS活性化はCOX-2遺伝子発現のおそらく上流であることを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗てんかん薬・抗けいれん薬の基礎研究  ,  循環系の基礎医学 

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