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J-GLOBAL ID：201702248361254627   整理番号：17A0514265

準リアルタイム衛星画像による口永良部島噴火災害の即応調査と周辺環境への影響評価

著者 (2件)： 羽柴秀樹 (日本大学 理工学部土木工学科) ,  園部雅史 ((株)パスコ 衛星事業部)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 71  号： 2  ページ： II_10-II_17(J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2015年5月29日の鹿児島県・口永良部島にて大規模な噴火が発生した.この噴火によって火砕流が発生し海岸域まで到達した.本研究では,今回の大規模噴火の前後に観測され準リアルタイムに配信されたLandsat-8/OLIセンサによるマルチスペクトル衛星観測情報とASTER/Global DEM情報を利用し,噴火による火砕流の広がりと周辺土地被覆の被災状況の画像判読と3次元表示から詳細な調査を行った.また正規化植生指標値の解析によって,周辺森林域の被災状況の分析を試みた.これらの調査検討から,噴火による自然災害評価に対する準リアルタイムリモートセンシングによる画像情報の有効性について考察した.(著者抄録)

シソーラス用語： 衛星利用画像 ,  時間 ,  島 ,  *噴火活動 ,  自然災害 ,  火山 ,  火砕流 ,  スペクトル画像 ,  観測 ,  光センサ ,  数値地形モデル ,  土地被覆 ,  *画像認識 ,  正規化植生指数 ,  被災 ,  評価 ,  *災害調査
準シソーラス用語： ASTER ,  DEM【数値標高モデル】 ,  マルチスペクトル画像 ,  リアルタイム ,  *影響評価 ,  衛星観測 ,  *火山災害 ,  *画像判読 ,  口永良部島 ,  災害評価 ,  正規化植生指標

著者キーワード (7件)： Landsat-8/OLI ,  GDEM ,  disaster ,  eruption ,  interpretation ,  NDVI ,  Remote Sensing

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (16件)：

• 1) 福岡県管区気象台火山監視・情報センター, 鹿児島県地方気象台:口永良部島の火山活動解説資料(平成27年5月), <http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/V20150529000150903000001505300824.pdf>, (入手2015.6.10).
• 2) 国土地理院:口永良部島の火山活動に関する情報,<http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/h27-kuchinoerabu-index.html>, (入手2015.6.25).
• 3) 豊田弘道,田中總太郎,杉村俊郎,中山裕則:昭和61年伊豆大島噴火に係るリモートセンシング,日本リモートセンシング学会誌,Vol. 6, No. 4, pp. 27-63.1986.
• 4) 中山裕則,田中總太郎,西川肇,藤井寿生,岩下圭之,千葉達郎:SPOTデータによる雲仙火砕流モンタージュ画像,日本リモートセンシング学会誌,Vol. 11, No. 3, pp. 43-47, 1991.
• 5) Urai M. : Volcano monitoring with Landsat TM short-wave infrared bands: the 1990-1994 eruption of Unzen Volcano, Japan, International JournalofRemoteSensing, Vol. 21, No. 5, pp. 861-872, 2000.

タイトルに関連する用語 (8件)： リアルタイム ,  衛星画像 ,  口永良部島 ,  噴火 ,  災害 ,  調査 ,  周辺環境 ,  影響評価