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J-GLOBAL ID:201702248403295271   整理番号:17A0883787

コムギのアクチン解重合因子,TaADF4は黄さび病病原体Puccinia striiformisf.sp.triticiに対する抵抗性に必要である【Powered by NICT】

TaADF4, an actin-depolymerizing factor from wheat, is required for resistance to the stripe rust pathogen Puccinia striiformis f. sp. tritici
著者 (9件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 1210-1224  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物におけるアクチンフィラメント集合は動的過程である,75以上のアクチン結合蛋白質の活性を必要とする。フィラメント集合と安定性の調節の中心は,アクチン脱重合因子(ADF)の保存されたファミリーであり,その主要機能は,アクチンフィラメントの切断と解重合を調節することであるの活動である。近年,ADF蛋白質の活性は種々の細胞過程,ストレスに対する応答に関連したものを含むと関連している。コムギADF遺伝子,TaADF4を同定し,特性化した。TaADF4は五Fアクチン結合部位と二Gアクチン結合部位を含む139 アミノ酸蛋白質をコードし,植物におけるコムギ(Triticum aestivum)のアクチン(TaACT1),と相互作用した。コムギに処理した場合,別々に,ジャスモン酸,アブシジン酸または黄さび病病原菌Puccinia striiformisf.sp.triticiの病原性レース,CYR23,,TaADF4mRNAの蓄積の急速な誘導を観察した。興味深いことに,TaADF4mRNAの蓄積は病原性レース,CYR31,接種に応答して減少した。TaADF4のサイレンシングはCYR23に対する感受性を促進したが,防御シグナル伝達におけるTaADF4の役割を示した。薬理学ベース手法を用いて,病原体感染への宿主応答の解析と結合した,アクチン修飾剤ラトルンクリンBによる植物の処理はCYR23に対する抵抗性を増強したことが観察され,反応性酸素種の産生増加と局所過敏感細胞死の増強を含む。まとめると,これらのデータはTaADF4はアクチン細胞骨格組織の調節を介してコムギの植物免疫を正に調節するという仮説を支持する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞構成体の機能 

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