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J-GLOBAL ID：201702248457798403   整理番号：17A0482246

亜熱帯林の幼齢実験林において葉面積は種多様性に伴い上昇する

Leaf area increases with species richness in young experimental stands of subtropical trees

著者 (4件)： PENG Siyi (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE) ,  SCHMID Bernhard (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE) ,  HAASE Josephine (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE) ,  NIKLAUS Pascal A. (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE)
資料名： Journal of Plant Ecology  (Journal of Plant Ecology)
巻： 10  号： 1  ページ： 128-135  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2355A  ISSN： 1752-9921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国南東部江西省の亜熱帯林の幼齢試験林において葉面積指数(LAI)に対する樹木種の豊かさの影響を報告する。魚眼レンズを利用したデジカメ撮影により,400本の樹木個体による1,2,4,8あるいは16種の群落を形成する144のプロットのLAIを2年間で3回測定した。LAIが樹木種の豊かさと正に関連し,季節に依存して常緑/落葉樹種に異なる反応を示すのか,さらに,これらの反応が高い種の豊かさで飽和するのかテストした。LAI増大に対する樹木種の豊かさの実質的に有意な効果を常緑/落葉亜熱帯林の5年混合試験林で見出した。この効果は春(常緑樹が唯一葉を持つ)および夏(全種が葉を持つ)で示された。正の樹木種の豊かさ-葉面積関係の重要なドライバーは林冠発達の初期相で特別に良好なあるいは低い成長を示す種の存在であり,選択型の効果を示した。このような幼齢試験林で,葉面積は全地上生産性の良好な指標であると考えられた。この効果量は中から大で,草地生態系で報告される規模と同等であった。亜熱帯林の樹木多様性がグローバルな純一次生産量に貢献していることを示唆する。

シソーラス用語： 中国中部 ,  *人工林 ,  *葉面積指数 ,  *生物多様性 ,  *生産量 ,  *生物生産 ,  ディジタル画像 ,  レンズ ,  季節的変動 ,  樹木 ,  植物被 ,  幼植物
準シソーラス用語： *亜熱帯林 ,  魚眼レンズ ,  群落構造 ,  江西省 ,  実験林 ,  種の豊かさ ,  *種多様性 ,  純一次生産 ,  常緑樹 ,  *森林生態系 ,  *生態系機能 ,  全天カメラ ,  幼木 ,  葉面積 ,  落葉樹 ,  林冠

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 亜熱帯林 ,  齢 ,  実験林 ,  葉面積 ,  種多様性