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J-GLOBAL ID:201702248464001973   整理番号:17A0537186

腫瘍関連マクロファージ由来CCL20は膵臓癌の増殖および転移を促進する【Powered by NICT】

Tumor-associated macrophage-derived CCL20 enhances the growth and metastasis of pancreatic cancer
著者 (11件):
資料名:
巻: 48  号: 12  ページ: 1067-1074  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2551A  ISSN: 1672-9145  CODEN: ABBSC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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膵臓癌は世界的に高い死亡率をもたらす高い転移能を持つ攻撃的な悪性腫瘍である。マクロファージは,腫瘍細胞を殺し,腫瘍に対する免疫応答を誘発する可能性があるが,腫瘍関連マクロファージ(TAM)は腫瘍進行を促進し,T細胞応答を抑制するという証拠がある。CCケモカイン配位子20(CCL20)とその特殊受容体CC-ケモカイン受容体6(CCR6)は移動と転移のための癌細胞による利用と癌の発生と進行において重要な役割を果たす。最近の研究では,CCL20の発現は,膵臓癌においてアップレギュレートされていることを示した;が,CCL20の作用の機構は完全には解明されていない。本研究では,転移性膵臓癌組織を含む,膵臓癌組織のTAMにおけるCCL20の異常な発現が検出された。CCL20発現は,膵臓癌細胞系でよりマクロファージにおいてかなり高く,特にインターロイキン4で処理した(M2)マクロファージ。膵臓癌細胞のボイデンチャンバーアッセイを用いて,M2マクロファージにより分泌されるCCL20は移動,上皮間葉移行および膵臓癌細胞の浸潤を促進することを見出した。RNA干渉の結果は,CCR6は,膵臓癌細胞におけるCCL20の受容体である,CCL20によって促進されるこれらの細胞の増加した浸潤特性を仲介することを示した。マウスモデルを用いて,in vivoで膵臓癌増殖と肝転移を促進するCCR6/CCL20の役割を確認した。著者らの知見は,膵臓癌におけるマクロファージ分泌CCL20の重要な役割への洞察を提供し,潜在的治療標的としてのCCR6/CCL20を示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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