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J-GLOBAL ID:201702248508292629   整理番号:17A0337626

高度光触媒材料としてのスーダンブラック色素増感TiO2ナノ粒子によるフェノール系化合物の可視光誘起分解

Visible light-induced degradation of phenolic compounds by Sudan black dye sensitized TiO2 nanoparticles as an advanced photocatalytic material
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1197-1209  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: A0851B  ISSN: 0922-6168  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非常に有毒な化合物および重大な水質汚染物質である有機染料(特にフェノール化合物)は,産業廃棄物および人間活動で引き起こされる。フェノール化合物は水溶性で安定な生物分解耐性物質であるために,生物学的方法は,フェノール含有廃水処理にはほとんど効果がない。このような有害化合物を除去する効率的方法として,不均一光触媒が検討されている。本研究では,可視光照射下で色素増感型TiO2表面による水溶液中のフェノール除去を検討した。DegussaTiO2(D)にスーダンブラックBを含浸させて色素増感型光触媒(D/Sb)を調製した。D及びD/Sbのバンドギャップはそれぞれ,3.2及び2.9eVで,比表面積は54.6及び50.0m2/gであった。可視光線下で,D/SbおよびDを用いたフェノール分解の光触媒実験結果から,分解率はそれぞれ96%および10%であった。色素増感TiO2は可視光活性の良好な光触媒である。染料分子は光学的に励起され,スーダンブラックB色素からTiO2伝導帯に電荷が移動する。スーダンブラックBのLUMOレベルは,TiO2伝導帯よりも負であると推定され,光生成した電子を染料からDegussaTiO2に注入する。これらの結果から,産業用および他の用途のための効率的な光触媒を開発できた。
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分類 (5件):
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光化学反応  ,  分解反応  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール  ,  塩基,金属酸化物  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (1件):
物質索引
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