文献
J-GLOBAL ID:201702248515576121   整理番号:17A0865884

微小管安定化剤ザンパノリドは耐性癌細胞にいて活性を有し細胞遊走を阻害する

Zampanolide, a Microtubule-Stabilizing Agent, Is Active in Resistant Cancer Cells and Inhibits Cell Migration
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ザンパノリドは,1996年に海綿抽出物から最初に発見された,その後2009年に微小管安定化剤として同定され,哺乳動物細胞において強力で低ナノモル濃度の活性を有する共有結合二次代謝物である。ザンパノリドはタキソイド部位に選択的に結合するという証拠が提示されているにもかかわらず,ヒト卵巣癌1A9細胞のβ-チューブリンのタキソイド部位で単一アミノ酸変異に感受性がなかった。予想どおり,他のタキソイド部位微小管安定化剤(パクリタキセル,イクサベピロン,ディスコデルモライド)と相乗作用はなかったが,驚くべきことに,ラウリリミド/ペロルシド結合部位薬剤と共に1A9細胞においても相乗作用を示さなかった。ザンパノリド耐性細胞株を生成する試みは成功しなかった。細胞培養において標準的な創傷引っ掻きアッセイを使用すると,ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)および線維芽細胞(D551)の移動の有効な阻害剤であることが明らかになった。共有結合のこれらの特性,すなわちパクリタキセルおよびエポチロン耐性細胞における細胞増殖を阻害する能力,および細胞遊走を阻害する能力は,前臨床動物モデルにおいてザンパノリドを調べ,腫瘍の成長および転移の阻止に対してin vivoで有効であるかどうかを調べることが興味深いことであると示唆された。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
女性生殖器と胎児の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る