抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】重症肺炎による心不全における血清アミノ末端ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)の予測値を調査する。方法:当院ICUで収容治療した重症肺炎患者75例の臨床資料を遡及的に分析した。重症肺炎の診断におけるNT-proBNPの価値を,受信者動作特性曲線(ROC)を用いて評価した。結果:75例の重症肺炎患者の中で、治療前に8例の合併心不全があり、治療期間中に27例の合併心不全があった;心不全を合併した患者の血清NT-proBNPレベルは未合併患者より明らかに高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。ROCによると、治療前に、患者の血清NT-proBNPレベルは重症肺炎合併心不全の予測境界値は7.51pmol/L、ROC曲線下の面積(AUC)は0.654、感度、特異度はそれぞれ65%と74%であった。治療期間中,患者の血清NT-proBNPレベルによる重症肺炎合併心不全を予測する予測値は4.23 pmol/Lで,感度,特異度はそれぞれ100%と64%,AUCは0.768であった。治療期間中に患者の血清NT-proBNPレベルを測定することにより、重症肺炎合併心不全を予測する価値は治療前より明らかに優れていることが明らかになった(P<0.01)。結論:重症肺炎患者に対し、NT-proBNPレベルをモニタリングすることは、患者が心不全を合併するかどうかを予測するのに役立ち、臨床治療の指導に非常に重要な意義を持つ。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】