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J-GLOBAL ID：201702248617595033   整理番号：17A0902109

ポリエチレン系材料のアルコール中における環境応力破壊に関する研究

著者 (5件)： 徳満勝久 (滋賀県大 工) ,  NGUYEN Thi Hong Nhung (滋賀県大 工) ,  田中隆 (日本山村硝子 プラスチックカンパニー) ,  石黒翔太 (日本山村硝子 プラスチックカンパニー) ,  梅木慎吾 (日本山村硝子 プラスチックカンパニー)
資料名： 成形加工  (プラスチック成形加工学会誌)
巻： 29  号： 8  ページ： 302-308  発行年： 2017年07月20日 
JST資料番号： L3123A  ISSN： 0915-4027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ポリオレフィン系材料が食品等の包装容器として多く用いられるようになり,アルコール存在下における環境応力破壊(ESC)現象が認められるようになってきた。本稿では,ポリエチレン(PE)系材料の各種アルコール中におけるESCに関する基礎的知見の把握を目的に研究を行った。低密度ポリエチレン(LDPE)と高密度ポリエチレン(HDPE)をエタノール,1-プロパノール,1-ブタノールの各種アルコール溶媒中に浸漬し,ベントストリップ試験,定速引張試験,走査型電子顕微鏡(SEM)観察,動的粘弾性測定(DMA)を行った。その結果,LDPEでは顕著なESCは認められなかったが,HDPEでは顕著なESCが確認された。

シソーラス用語： *低密度ポリエチレン ,  *高密度ポリエチレン ,  アルコール ,  *応力腐食割れ ,  *破壊 ,  有機溶媒 ,  浸漬 ,  切欠き ,  曲げ試験 ,  引張試験 ,  粘弾性 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 環境応力割れ

分類 (1件)： 抵抗性  (YH02050K)

物質索引 (3件)： 1-ブタノール ,  1-プロパノール ,  エタノール

引用文献 (17件)：

• 1) 松崎啓, 大澤善治郎共訳 : 自動酸化-化学的機構と応用-, 丸善 (1972)
• 2) 大澤善治郎 : 高分子の光劣化と安定化, シーエムシー (1986)
• 3) 大澤善治郎 : 高分子の劣化と安定化, 武蔵野クリエイ ト (1992)
• 4) 大澤善治郎 : マテリアルライフ学会, 8(4), 165(1996)
• 5) 大澤善治郎 : 塗装工学, 31(1), 39(1996)

タイトルに関連する用語 (6件)： ポリエチレン ,  アルコール ,  環境 ,  応力 ,  破壊 ,  研究