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J-GLOBAL ID:201702248628258449   整理番号:17A1717633

慢性閉塞性肺疾患患者における呼吸パラメータ,運動能力および心理社会的因子の間の関係【Powered by NICT】

Relationships between respiratory parameters, exercise capacity and psychosocial factors in people with chronic obstructive pulmonary disease
著者 (10件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 387-392  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2881A  ISSN: 1877-0657  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は,呼吸機能と心理社会的要因に影響を及ぼす。しかし,定期的な運動プログラムに従事するCOPD患者の認知能力はほとんど知られていない。本研究はCOPD患者における呼吸パラメータ,運動能力,心理社会的因子との関係を評価した。この横断的研究は,ナイジェリアの大学教育病院から募集したCOPD患者を含んでいた。1秒(FEV_1)と努力性肺活量(FVC)の努力呼気肺活量を含む呼吸パラメータは肺活量計を用いて評価し,FEV_1/FVC比を計算した。参加者は快適な椅子における直立と測定のための鼻クリップを装着した座位した。法は米国胸部学会の基準に従って行った。運動容量は6分間歩行試験(6MWT)により評価した。歩行速度は6分でカバーされた距離により評価した。知覚運動自己効力感(PESE)と自覚的運動強度(RPE)は運動自己効力感とBorgスケールによって評価した。データは記述的と推論的統計を用いて解析した。αレベルはP<0.05で設定した。125人の参加者の平均年齢は62.0±7.1歳であった(男性60%)。FEV_1,FVCおよびFEV_1/FVCの平均値は1.8±0.6L,2.4±0.5Lと58.0±8.8%であり,平均6MWTとPESE値は291.1±41.6m63.1±11.2%であった。運動容量は呼吸パラメータFEV_1(r=0.29; P=0.035),FVC(r=0.32; P=0.045)とFEV_1/FVC比(r=0.37; P=0.007)の平均値と相関し,運動能力とPESEの両方は,歩行速度(r2=0.96,P=0.001と0.57;P=0.042)およびRPE(R=0.42,P=0.050と0.44;P=0.032)と相関していたが,PESEは呼吸パラメータ値(P>0.05)と相関しなかった。COPDを有する参加者は低下した呼吸パラメータ値と低い運動能力が中程度PESEを示した。運動能力と呼吸パラメータ値の間に有意な相関を見出したが,PESEは歩行速度とRPEのみと相関していた。研究は呼吸器健康増進と運動遵守のための意味を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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呼吸器の疾患  ,  リハビリテーション 

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