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J-GLOBAL ID:201702248753972510   整理番号:17A1969830

離乳後の蛋白質栄養不良はマウスにおける末梢時計と日常インシュリン分泌を阻害する【Powered by NICT】

Protein malnutrition after weaning disrupts peripheral clock and daily insulin secretion in mice
著者 (7件):
資料名:
巻: 50  ページ: 54-65  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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栄養状態の変化は時計遺伝子の発現の変化を介して概日リズムを変化させるかもしれない。蛋白質欠乏は体代謝に大きな影響を与えるが,体内時計に及ぼす離乳後の栄養制限の影響は調べられていない。このように,本研究は蛋白質制限が行動と代謝リズムの日振動だけでなく,末梢組織における時計遺伝子の発現に影響するかどうか調べることを目的とする。雄C57BL/6Jマウス,離乳後,正常蛋白質(NP)飼料または低蛋白質(LP)食を8週間給餌した。LP飼料を給与したマウスは自発運動活性およびエネルギー消費の差を示さなかったが,食物摂取が増加し,食欲促進神経ペプチドNpyの発現増加と視床下部における食欲抑制Pomc振動パターンの破壊は平行であった。LPマウスは,血漿グルコース,トリグリセリドとインシュリンの毎日のリズミカルなパターンの破壊を示した。,末梢組織とすい島における時計遺伝子の周期的発現は,LPマウスで変化した。すい島では,時計遺伝子の破壊は毎日のグルコース刺激インスリン分泌の障害とエキソサイトーシスに関与する遺伝子の発現が続いた。REV-ERBαの薬理学的活性化は,LPマウスにおけるインスリン分泌を回復できなかった。本研究では,栄養失調の開発につながる,蛋白質制限は末梢時計と代謝出力を変化させ,この栄養素は体内時計の日内変動を調節する重要な連行手がかり提供することを示唆していることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  動物の代謝と栄養一般 
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