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J-GLOBAL ID:201702248796272348   整理番号:17A1102949

連星中性子星合体の残留中性子星からの重力波:粘性流体力学効果

Gravitational waves from remnant massive neutron stars of binary neutron star merger: Viscous hydrodynamic effects
著者 (2件):
資料名:
巻: 95  号: 12,Pt.A  ページ: 123003.1-123003.9  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ズリ粘性応力の効果を最小限に捉えた一般相対論的粘性流体力学に対する簡単化した定式化を用い,連星中性子星合体の残留物の発展に対する数値相対論シミュレーションを,それによって放射される重力波に特別な注意を払って行った。粘性効果のない純粋な流体力学シミュレーションでよく見られるように,合体残留物からは,その振幅を高く保ちかつそれらの振動数が近似的に一定のまま,10msより長い時間スケールで準周期重力波が放出される。しかしながら,粘性効果のため,重力波の振幅は指数関数的に減衰する。この論文では,オーダー10-2のいわゆる粘性αパラメータの妥当な値に対して,重い残留中性子星における作動回転の程度は,5ms以下の粘性時間スケールで大きく減少することを示した。これと関連し,非軸対称変形の程度も急速に減少し,その結果,放射される準周期的重力波の振幅も粘性時間スケールで減衰することがわかった。これらの結果は,連星中性子星の合体残留物の発展を模型化するには,粘性効果を本質的に与える磁気流体力学効果を取り入れるべきであることを示唆している。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
宇宙論  ,  一般相対論及び重力理論  ,  流体動力学一般 

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