抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブロッコリーの4月収穫は高単価で高収益が得られる作型であるが,生育前半の低温によるボトニング(早期出蕾)や花芽が消失するブラインド等の生育障害の可能性が高くなる。そのためトンネル栽培が行われるが手間と経費から面積は少ない。ブロッコリーは頂花蕾を収穫するが,品種により頂花蕾と遜色ない側花蕾が発生することがある。この現象から4月収穫のブロッコリーの2花蕾収穫を検討した。品種は8品種を検討しグランドームを選定した。グランドームは花芽形成の低温要求量が大きいためボトニングが少なく,根が非常に深く頂花蕾収穫後の株の消耗が少ないことから側花蕾の収穫が可能となる。側花蕾の収量を高めるためべたがけを検討した。べたがけにより10a当たり収量は頂花蕾1334kg(べたがけなし1290kg),側花蕾1065kg(同320kg)となり,側花蕾の収量が増加した。定植時期は11月10日前後が適する。