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J-GLOBAL ID：201702248848594982   整理番号：17A1090307

半導体量子ドットのペプチド媒介による細胞内送達

Peptide Mediated Intracellular Delivery of Semiconductor Quantum Dots

著者 (8件)： KAPUR Anshika (Florida State Univ., Florida) ,  SAFI Malak (Florida State Univ., Florida) ,  DOMITROVIC Tatiana (Scripps Res. inst, CA) ,  MEDINA Scott (Scripps Res. inst, CA) ,  PALUI Goutam (Florida State Univ., Florida) ,  JOHNSON John E. (Scripps Res. inst, CA) ,  SCHNEIDER Joel (National Cancer Inst., MD) ,  MATTOUSSI Hedi (Florida State Univ., Florida)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 10078  ページ： 100780S.1-100780S.9  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,エンドサイトーシスを回避したナノ粒子(QD)の細胞質内送達を促進する方法を開発する目的で,NωVウイルス由来のガンマペプチド,および化学的に合成された抗癌ペプチド(SVS-1ペプチド)を用いた。ガンマペプチドは,金属-ヒスチジン抱合を介してQDへの自己組織化を可能にするために,ポリ-his標識MBP(His-MBP-γ)との融合タンパク質として大腸菌によって発現させた。SVS-1ペプチドのN末端にあるシステイン残基は,共有結合によって機能化QDに結合させた。エピ蛍光顕微鏡画像により,QD結合体染色が細胞培養の細胞質全体に分布していることが示された。トランスフェリン色素標識エンドソームまたはDAPI染色も用いることで,QDによる染色が核には存在しないことが示された。物理的および薬理学的なエンドサイトーシス阻害剤存在下で観察したQD取り込みから,細胞膜を介した物理的移動がQDの取り込みの機構であることが示唆された。

シソーラス用語： *量子ドット ,  ペプチド ,  *細胞内輸送 ,  自己組織化 ,  ナノ粒子 ,  エンドサイトーシス ,  インターナリゼーション ,  抗腫瘍薬 ,  ウイルス ,  アミノ酸抱合 ,  融合タンパク質 ,  大腸菌 ,  遺伝子発現 ,  蛍光顕微鏡
準シソーラス用語： *半導体量子ドット ,  γ-ペプチド ,  NωVウイルス ,  異種発現 ,  エピ蛍光顕微鏡

分類 (3件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  医用素材  (GA05040H) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 半導体量子ドット ,  ペプチド ,  送達