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J-GLOBAL ID：201702248855249556   整理番号：17A0704974

PEG化コランヌレンは神経発生の促進を通じてストレスの応答を増強する【Powered by NICT】

PEGylation corannulene enhances response of stress through promoting neurogenesis

著者 (13件)： Li Xinyu (State Key Laboratory of Medicinal Chemical Biology, Key Laboratory of Bioactive Materials, Ministry of Education, College of Life Sciences, Nankai University, Tianjin 300071, China. [e-mail]) ,  Sun Dandan ,  Li Xu ,  Zhu Dashuai ,  Jia Zhenzhen ,  Jiao Jiajia ,  Wang Kai ,  Kong Deling ,  Zhao Xin ,  Xu Lin ,  Zhao Qiang ,  Chen Dongyan ,  Feng Xizeng
資料名： Biomaterials Science  (Biomaterials Science)
巻： 5  号： 4  ページ： 849-859  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2460A  ISSN： 2047-4849  CODEN： BSICCH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノ材料は,それらの多様な分子構造のために神経変性疾患および神経障害の治療に用いられている。コランヌレンは平面PAHs,フラーレンおよびカーボンナノチューブとは異なることを三次元πボウル炭素ナノ材料であるが,その生物学的機能はほとんど知られていない。コランヌレンはPEG化コランヌレンナノ粒子(PEGylation CoNps)を調製するためにmPEG DESPで官能化した。合成したPEG化CoNpsは増強された溶解度を示し,コランヌレンを比較した場合,凝集を減少させた。,in vivo実験は,神経系に対するPEG化CoNpsの影響を決定するために実施した。PEG CoNps処理は短い静止期間を増加させ,運動活性を減少させ,ストレスへの応答を増強することを見いだした。これらの行動変化の大部分はPEG化CoNpsはストレスへの大きな反射,神経伝達物質発現と神経形成と関連しているにつながることを示唆した。仮説と一致して,著者らはPEG化CoNps投与は,海馬におけるTH,DCXとMAP-2発現を増強することを見いだした。これらの結果は,PEG化CoNpsはマウスの神経形成を高めることを示した。さらに,病理学的解析はPEG化CoNpsは炎症を引き起こすことを示した。これらの知見はPEG化CoNpsは神経形成を促進するための潜在的官能化カーボンナノ材料であることを示唆する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 海馬 ,  溶解度 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  分子構造 ,  凝集 ,  フラーレン ,  神経伝達物質 ,  ナノ粒子 ,  炎症 ,  in vivo実験 ,  カーボンナノチューブ ,  官能化
準シソーラス用語： カーボンナノ材料 ,  *PEG化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O)

物質索引 (1件)： コランヌレン

タイトルに関連する用語 (7件)： PEG化 ,  コランヌレン ,  神経発生 ,  促進 ,  ストレス ,  応答 ,  増強