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J-GLOBAL ID:201702248855440679   整理番号:17A0953680

最外殻の平削りにより生産されたアカガシ材の表面特性および溶剤型塗膜性能の評価

Assessment of surface properties and solvent-borne coating performance of red oak wood produced by peripheral planing
著者 (2件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 581-593  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: C0118A  ISSN: 0018-3768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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木材表面の接着特性に及ぼす機械加工の影響に関しては僅かな研究しか為されて来なかった。最外殻の平削りは木工作業で最も良く使われている機械加工工程の1つであり,本機械加工工程でのパラメータを最適化することは,外観目的で使用されるアカガシ材の表面特性および接着を更に改善しうるかも知れない。其処で,本検討は,アカガシ材試料への溶剤型塗膜の構造,表面粗さ,吸湿性そして接着に及ぼす最外殻平削り過程における送り速度とすくい角の影響を評価した。その結果,該加工木材の表面特性と塗膜性能が,すくい角と送り速度によって影響されていた。顕微鏡検査から,接線方向表面のフィブリル化レベルは,送り速度よりもすくい角によって影響される,ことが明らかになった。細胞壁のフィブリル化は,25°のすくい角を使うと更に豊富にフィブリル化された。すくい角が増すに連れて,心材深部粗さ(Sk)が増加した。更に,より粗い表面は,平滑な表面よりも良好な水拡散性を与えた。表面エネルギーも,すくい角が増すに連れて可なり増加した。接着結果から,経年劣化前は,送り速度が,かんな掛け表面ではすくい角よりも引抜強度に及ぼす影響が大きい,ことが分った。経年劣化後は,すくい角が引抜強度に及ぼす影響が大きかった。接着特性に及ぼす表面粗さの影響は著しかった。経年劣化後の接着強さは,表面粗さがが増すに連れて増加した。結論として,25°のすくい角と遅い/中位の送り速度の利用が,アカガシ表面の最外殻平削り用に相応しい筈である,ことが示唆された。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の切削  ,  製材・加工  ,  固体の表面構造一般  ,  塗料の性質 

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