文献

J-GLOBAL ID：201702248867458889   整理番号：17A1223848

小型化変換器を用いて高強度鋼板に超音波振動を印加する衝撃低減装置の開発

Development of an impact-reduction device by applying ultrasonic vibrations to a high-strength steel plate using a downsized transducer

著者 (3件)： SUZUKI Atsuyuki (National Inst. of Technol., Yamaguchi, JPN) ,  IKEOKA Shota (National Inst. of Technol., Yamaguchi, JPN) ,  TSUJINO Jiromaru (Kanagawa Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 55  号： 7S1  ページ： 07KE12.1-07KE12.5  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超音波衝撃低減装置は,大型装置を使用すると車両全体の重量とサイズが増大し,燃費が低下することから,本研究ではその小型化を図り,車両への適用性を検討した。超音波変換器を435mmから195mmに小型化し,振動,変形,および衝撃低減特性を測定した。ボルト締めLangevin型変換器をホーンに接続した後,共振周波数は変化して運動アドミッタンスが減少した。高強度鋼板に超音波振動を加えると,変形量が増加してスプリングバックの大きさは最大25%減少し,衝撃力は18%減少した。小型化した衝撃低減システムはそれほど効果的ではないことが分かったが,それでも衝撃低減効果を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *衝突緩和 ,  *鋼板 ,  *超音波振動 ,  小型化 ,  *超音波変換器 ,  変形 ,  特性 ,  共振周波数 ,  スプリングバック ,  衝撃応力 ,  挙動 ,  振動子 ,  *高強度鋼
準シソーラス用語： Langevin型振動子 ,  アドミタンス ,  *高強度鋼板 ,  *衝撃緩和 ,  衝撃特性 ,  変形挙動

分類 (2件)： 音響変換器,その他の機器  (BB03060N) ,  鉄鋼材料  (WE02000W)

引用文献 (25件)：

• L. Jakobsson, T. Broberg, H. Karlsson, A. Fredriksson, N. Gr?berg, C. Gullander, and M. Lindman, Proc. Int. Tech. Conf. Enhanced Safety of Vehicles, 2013, 13-0447.
• M. Chaudhari, Int. J. Theor. Appl. Res. Mech. Eng. 2 [4], 31 (2013).
• A. Shoh, IEEE Trans. Sonics Ultrason. 22, 60 (1975).
• J. A. Gallego-Juarez, Phys. Procedia 3, 35 (2010).
• B. Lu, M. Aoyagi, T. Takano, and H. Tamura, Jpn. J. Appl. Phys. 49, 07HE24 (2010).

タイトルに関連する用語 (6件)： 変換器 ,  高強度鋼板 ,  超音波振動 ,  印加 ,  衝撃 ,  開発