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J-GLOBAL ID:201702248910467401   整理番号:17A1010308

細菌抗生物質耐性の迅速検出のための蛋白質吸着磁性ナノ粒子で仲介されたアッセイ

Protein-Adsorbed Magnetic-Nanoparticle-Mediated Assay for Rapid Detection of Bacterial Antibiotic Resistance
著者 (8件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 890-896  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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構成物質感受性テストは抗生物質耐性細菌に対する重要な診断ツールとして永年使用されてきた。しかし,耐性型に特異的なバイオマーカーの欠如のため,これらのアプローチはしばしば時間がかかり,不正確で薬物選択の柔軟性がなかった。著者らはここに蛋白質吸着ナノ粒子仲介マトリクス支援レーザ脱離イオン化質量分光法(PANMS)と名付けた新規感受性テストを報告した。簡単に言うと,5種の相違した蛋白質(β-カゼイン,α-ラクトアルブミン,ヒト血清アルブミン,フィブリノゲン,アビジン)をFe3O4表面に吸着した。細菌表面との相互作用により蛋白質はナノ粒子表面から置換され,その量はマトリクス支援レーザ脱離イオン化質量分光法で定量された。蛋白質置換プロフィルが異なった細菌株,特に野生菌と薬剤耐性菌で相違した。さらに,同じメカニズムに基づく薬物耐性菌は線形判別分析(LDA)マップで同様な変位プロフィルを持つことを認めた。これはブラインドテストで確認された抗生物質抵抗性機構をPANMSで同定する可能性を示唆した。PANMSは薬物培養を要せず,全プロセスが50分以内で完了するので,臨床における高スループット,低コストで正確な薬物感受性テストとなる可能性を持つ。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗生物質の薬理一般  ,  酵素生理  ,  質量スペクトル(分子)  ,  数理計画法 

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