抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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白川,緑川,菊池川の本流および支流について,熊本市15地点,菊池市5地点,上益城郡7地点の計27地点を対象として,本震発生から20時間後までと本震発生から45日後までの河川水位の変化を解析した。総降水量とその間に増加した水位上昇量の合計値の関係式を全ての観測地点について作成し,2016年の降水に当てはめ降水による水位上昇分を差し引き,5日間移動平均で平滑化した。季節変動の影響を除去するため,過去3年間の同時期の水位データを同様に処理して,その平均値と比較した。これらの解析により水位変動について上昇,変動なし,低下の3パターンに分類した。解析の結果,地下水流動変化や液状化の様な直接的な影響と,ダムや水路の流量変化の様な間接的な影響が認められた。