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J-GLOBAL ID：201702248962410963   整理番号：17A1366923

不確実性を考慮したスケジューリング問題のための遊休時間を含む一モデル

A Model of Idle Time for Scheduling Problem under Uncertainty

著者 (2件)： 杉川智 (大阪工業大学) ,  井上雄紀 (大阪工業大学)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 137  号： 9  ページ： 1165-1170(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生産システムでは,小規模事故や不手際のような不確定事象に対する事前対応法として,ロバストスケジューリングがあるが,汎用性に乏しい。本論文では,不確定事象の影響を抑える事を目的に,スケジュールと実施結果のずれを最小化する為に不確実性線形和を用いて評価関数を近似した汎用性ある数理モデルを提案すると共に,制約条件として遊休時間の挿入が可能なモデルも提案した。数値シミュレーションの結果,一定の妥当性と有用性を示す事ができた。

シソーラス用語： *不確実性 ,  *スケジューリング ,  *遊休時間 ,  *数学モデル ,  生産システム ,  事故 ,  スケジュール ,  評価関数 ,  解析モデル ,  制約条件 ,  汎用性 ,  シミュレーション ,  線形性 ,  近似モデル ,  数値シミュレーション

著者キーワード (4件)： scheduling ,  dynamic schduling ,  robust scheduling ,  uncertainty event

分類 (2件)： 数理計画法  (KA03030M) ,  工程管理  (KB03030P)

引用文献 (14件)：

• (1) 杉川 智・諏訪晴彦:「動的スケジューリングに対するハイブリッド・タイミング方策(単一機械動モデルへの適用)」,日本機械学会論文集C編,Vol. 74, No. 740, pp. 1026-1033 (2008)
• (2) O. Hazır, M. Haouari, and E. Erel: “Robust scheduling and robustness measures for the discrete time/cost trade-off problem”, European Journal of Operational Research, Vol. 207, pp. 633-643 (2010)
• (3) O. Hazır, E. Erel, and Y. Gunalay: “Robust optimization models for the discrete time/cost trade-off problem”, Int. J. Production Economics, Vol. 130, pp. 87-95 (2011)
• (4) F. Ghezail, H. Pierreval, and S. Hajri-Gabouj: “Analysis of robustness in proactive scheduling: A graphical approach”, Computers & Industrial Engineering, Vol. 58, pp. 193-198 (2010)
• (5) I. Sabuncuoglu and M. Bayoz: “Analysis of reactive scheduling problems in a job shop environment”, European Journal of Operational Research, Vol. 126, pp. 567-586 (2000)

タイトルに関連する用語 (5件)： 不確実性 ,  スケジューリング ,  問題 ,  遊休時間 ,  モデル